少し書くのが遅くなりましたが、今年も若手ビジネスパーソンを集めて1年間鍛えるプログラム早稲田大学大隈塾ネクストリーダープログラム(通称:大隈塾)が始まりました。
4月27日、今年度の第1回ゲストに産業革新機構の役員で生みの親でもある西山圭太氏に登場してもらった。彼は経済産業省の役人であるが、役所では出来ないことをやると言って官製ファンドを作り、自らそこへ出向したという変わり者の役人である。
約20名の塾生を相手にこれからはヒエラルキー型の組織ではだめで、いかにネットワーク型の組織が大事かという話を理論や実例を交えて熱く語ってくれた。
昨年までは、大学院の正規科目となっていたためにMBA生と企業派遣生が混在していたが、今年は企業派遣生のみとなったために少人数で密度の濃い塾となりそうである。
毎月の講義は各界のトップを招いてのゲスト講演と質疑応答、さらにそれに加えてケーススタディ、あるいはグループワークなどが行われる。また、昨年同様に日本という国のリーダーになったつもりで行われる政策シミュレーションや、グループに分かれて企業の戦略立案を実施する夏休み課題など盛りだくさんの内容である。
講師は以前より田原総一朗さんと一緒に大隈塾を仕掛けてきた早稲田大学非常勤講師の村田信之さんと私の二人三脚で実施する。
さらに、今年は例年のプログラムに加えて、ミドルのリーダーにとっては必須科目であるコーチングの研修を第一人者の本間正人さんにお願いしたり、工場訪問あるいはシナリオプランニングの実習などを計画している。
また、成長著しいアジア企業訪問の海外スタディツアーをオプションで実施する計画もある。
大隈塾は企業派遣のみを受け入れる研修プログラムであるが、より詳細について知りたい方は下記のホームページをご覧下さい。
http://www.w-int.jp/education/okumajuku/index.html
もちろん企業からの参加希望があれば是非どうぞ。
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