東日本大震災のために早稲田大学ビジネススクールとして出来ることはないかと、内田ゼミのゼミ生が立ち上げたWSJPですが、その一つの活動であるチャリティ講演会が先週の水曜日1月11日に無事最終回を終了しました。
最終回はビジネススクールの法木教授が「企業経営とは」と題して、自身の企業経験ならびに日産の再建を通じて学んだことを、これからビジネス人生を迎える若い人やミドルの方たちのために熱く語りました。
いつにもまして熱心な受講者が多く、会場は熱気に包まれていた気がします。法木先生は1時間半の講演のはずが2時間熱弁をふるってしまい、質疑応答の時間があまりなくなってしまったのが多少残念でしたが、参加者は講演内容に満足して帰ってくれたことと思います。
昨年の8月末の私の講演から始まって、月2回ずつ行ってきたチャリティー講演会も毎回100名から200名にも上る参加者を集め成功裏に無事終わることが出来ました。これも、主旨に賛同いただいて、毎回気持ちよく寄付いただいた皆様のおかげと感謝しております。
ちなみに10回で総勢1400名以上の方に来ていただきましたので、寄付金も700万円ほど集まりました。既に100万円は同じ早稲田大学ビジネススクールの同僚である西條剛央先生が主催している「ふんばろう東日本」プロジェクトに寄付させていただきました。ミシンプロジェクトに使われたとのことです。
我々のプロジェクトでも残りの寄付を有効に使おうと知恵を絞っている最中です。その中の一つのアイデアとして、東北地方で企業立て直しを考えているのだが、若干の資金が足りないという方を支援してはどうかという話が浮かび上がっています。
もし皆様の知り合いの中で、東北の企業で寄付を受けて復興したいという方を知っていたら教えてください。ただし、寄付だけでなく経営やマーケティングに関するアドバイスを受けても良いという企業を優先しています。我々もお金を出すだけではなく、経営のアドバイスやマーケティングの支援を通じて寄付が生きた形で使えたらいいなと考えております。
額は最大でも500万円程度と少ないですが、内田ゼミ生の総力を挙げてサポートしますし、私自身もお手伝いしたいと思っております。対象になりそうな企業をご存じの方は是非気軽にお問い合わせください。
問い合わせは当ブログの右下のメール送信ボタンからどうぞ。
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