先週末に葉山の湘南国際村で、この4月から早稲田大学ビジネススクール夜間プロフェッショナルコースに入学する学生のオリエンテーション合宿が行われました。
今年は夜間のコースに入学する学生が100数十名と大きく増えたために、オリエンテーションの合宿も3月10日・11日と3月24日・25日の二つに分かれることになりました。対応する先生方も大変ですが、それをマネジメントする事務所も大変です。一回目が夜間のプロフェッショナルコースに入学する学生達で約60名の学生が参加しました。二回目の方が新設される総合コースの学生です。
私はどちらのゼミも持つのですが、今年は1回目のプロフェッショナルの回で、競争戦略に関するイントロダクションの講義を行いました。例年は「ジャパネットたかた」のケースをやるのですが、今年は「自転車販売店のあさひ」のケースを行いました。既に昨年8月のMBAエッセンシャルズセミナーの一回目にジャパネットたかたのケースをやってしまったためです。
みんなから出てきた数多くの意見をホワイトボードに書き記しながら、あさひ成功の要因を分析する
このケースは講義ではよく使うのですが、合宿で使ったのは初めてで、どうなるか多少心配しました。しかし、実際には、参加者からは取り上げきれないほどの意見が多数発表され、今年の学生も本番での活躍が期待できると安心しました。
イントロダクションとしてはうまくいったのではないかと自負しております。
もちろん、私以外にも多数の先生が参加され、夜間のコースの責任者の守口先生、グローバルビジネスの太田先生、人材モジュールの杉浦先生、さらにビジネススクールの責任者の根来先生が参加されていました。
杉浦先生が、キャリアとは何かを、学生に問いかけるセッション。横で聞いている私にも学びがありました。
また、初日の夜には懇親会が行われ、学生同士が盛んに交流していました。
これもネットワーキングに大きな価値がある、ビジネススクールならではの光景です。
さあ、新入生の皆さん、これからが本番です。是非、実りの多い2年間を送ってください。
応援します!
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【成熟でも稼ぐ道はある】
最近よく聞く、バーニーの【VRIO】。自分としては、【コア・コンピタンス】と認識してますが、違いはあるのでしょうか?
あさひのビジネスモデルは、模倣困難のようには見えず、参入障壁も低い業界だと思います。
ただブリヂストンやミヤタなど大手などが市場としての価値をあまり重要視してなく競争相手がいないということで、利益がのびているのではないでしょうか?
全般的に言えるとは思いますが、顧客とのコンタクトポイントが増えれば増えるほど、ビジネスチャンスは増え、売上の増加するのではないでしょうか?
私なら、親子向けに「はじめての二輪、自転車の親子乗り方講座」を開いて、新規顧客にアプローチしようと思いました。
いかがでしょうか?