昨日は嶋口研究会恒例の忘年会でした。
会では嶋口先生から、年の締めとなる大変いい話(レクチャー)をしていただきました。
酒(歳?)のせいで大半は忘れてしまいましたが、印象に残ったのは発展途上国では国が優先事項のナンバーワンに来て、それが中進国になると企業優先になる。例えば明治時代の富国強兵の頃は、誰もが国を豊かにすることに力点を置いていた。それが戦後は企業を如何に強くするかに重点が移った。
しかし、それが先進国になると個人が優先順位ナンバーワンになる。別の言い方をすれば、みんなが個人主義になると言うことだ。と言うことは先進国として成功するためには、その個人主義を前提として仕組みを作っていかないとダメだ。日本は今まさにそうしたステージに入ったのであるというお話でした。
あまり考えたことがない視点の話だったのでとてもためになりました。
話はころっと変わるが、最近の嶋口研究会は東京にあるビジネススクール交流会の様相を呈している。元々は慶応ビジネススクール生、OB中心であったのが、嶋口先生が法政に移られたことで法政ビジネススクールの学生も増えたし、先生が教えている多摩大学の学生もいる。それに加えて、私が教えている早稲田大学ビジネススクールの学生もいれば、かつて教えていた青山学院のGSIM(MBA)コースの学生も多い。これに一橋と筑波の学生が加われば東京にある主なビジネススクールをすべてカバーしそうな勢いだ。
もちろん嶋口研究会はビジネススクールに閉じた研究会ではないので、MBAに関係ない人もたくさん参加している。これも嶋口先生の人徳だ。
興味のある人は是非ご参加ください。詳細は下記のホームページをご覧ください。
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