先週娘が海外に留学するので、成田空港に見送りに行ったところ、なんと出発ロビーにユニクロがあった。
以前、スターバックスが出来たときには、空港にもやっとまともなコーヒーショップが出来たなと感じて全く違和感がなかった。というのも、空港でお茶をするというのはごく当たり前のことなので、ようやくという感じこそすれ、妙な感じはゼロだった。
ところがユニクロにはまず「エッ」という反応だった。空港は通過するための施設で、留まるための設備でもなければ、ショッピングに来る場所でもない。
場所も出発階の上にあるお店やレストランが並んでいるエリアではなく、搭乗カウンターの目の前である。
でもちょっと考えて、これはいけるのかも知れないと考えるようになった。というのも空港までやってきて、もう一枚衣類を持ってくれば良かったなとか、半袖にすれば良かったなんていう話は良くあることだ。そんなときに、2-3000円ですむ服があれば、万が一この旅行でしか着られないとしても、元は取れると思って買う客が結構いるのではないかという気がした。
一方で、出発前のあわただしいときに服なんか選んでいられるかという声もありそうなので、そのあたりは実際の売れ行きを見てみないと分からないかな。
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自分の記憶では、第一ターミナルができたときからユニクロはあったと思います。
Makkoさんへ
そうだったんですね。
私が見たのは第2ターミナルの新店で、今年4月1日にオープンしたばかりですが、第1ターミナルにはご指摘通り2004年11月からあったようです。
出発フロアでなかったので、全く気がついていませんでした。
どうもありがとうございました。
はじめまして。
ご存じかもしれませんが渋谷駅改札内にも
ユニクロがあります。空港内での需要と
非常に似ているかと思うのですが、渋谷駅
改札内のユニクロは割とお客さんが入って
いるのを目にします。
自分が空港ターミナルで店舗を運営するならば、Tシャツ、靴下などのインナー関係、ハンカチ等の基礎衣料に限定してみようと思います。
価格もリーズナブルゆえ、旅先で不要になれば捨ててしまっても懐はそれほど痛まない。
同じように、病院でも患者が入院中に必要とする基礎衣料に限定した販売スペースを設けてみることはできないかと想像してみました。
話は全く変わり、最近amazonが米国で電子書籍「kindleDX」を発売して話題になっていますが、音楽配信のときと同じような出版業界の変革が起こりそうで気になっています。
現物の書籍もそれなりの価値(書き込んだり、付箋を貼る等)もありますが、小説などの読み物は電子書籍に取って代わりそうな予感がします。
個店としての収益を期待するだけではなく、海外展開のための外国人観光客向けのアンテナショップ(宣伝広告)という位置付けとしても捉えることができるのではないでしょうか・・・。
しのたんさんへ
渋谷駅のユニクロも知りませんでした。毎日のように通る駅ですが、決まったところしか通らないためでしょうね。もっと町を観察しないとだめですね。キョロキョロする好奇心で行こうと思います。
foxtrotさんへ
空港や病院で使い捨て衣料はいいと思います。以前東京医科歯科大学にあるセブンイレブンをこのブログで紹介しましたが、単なる価格訴求ではなく、顧客の不便を解消するというのが大事になっていますね。BCGではこれを[顧客の妥協を見つけて解決せよ]と言ってます。
Kindle2は私も興味があるので、ほしいと思っているのですが、アメリカでしか販売しないと言うことなので、娘にでも試してもらおうかと思っています。
???さんへ
確かに、外人の目にとまればいい宣伝効果にはなりそうですね。
しかしユニクロも海外展開は日本のようにはいかず、苦労しているようです。
ご返信を頂きましてありがとうございます。
海外展開が苦労をしているからこそ、既存の宣伝広告方法から一風変わった方法を試しているのでは・・・。
それよりも、一番気になったのは、通常は赤枠に白字のユニクロが、この写真では黒枠に白地の落ち着いたロゴ(看板)になっている点です。イメージの転換を試みているのか、もしくは単なる空港内の規制によるものか・・・(妙にEゲートの色とマッチしているしなぁ~。)