以前にも最近の若者が自動車に興味がない、あるいは必要としていない話を書いたが、先日発売になった日経パソコンにもそれを裏付ける調査結果が載っていた。どうしてパソコン雑誌に自動車の記事が載っていたかと言えば、大学生が自動車に興味がない代わりにもっとも興味を持っているのがパソコンだったからだ。
なんとファッションや携帯電話や旅行を押しのけてパソコンが一位(62.1%)である。これにはちょっと驚いた。ちなみに自動車はベスト10にも入っていなくて、17位(22.8%)である。落ちぶれたなり自動車である。ちなみに20-30歳代の若者の間でもPCが50.7%で大学生同様1位となっている。40-50歳では自動車が27.0%と25.7%のPCをわずかならが上回って7位である。
先週もゼミの後に学部生と食事をしているときにたまたま自動車の話題になった。といっても自動車免許の話である。彼らは大半が自動車免許は持っている。必要ないとは思いながら、就職のためあるいは身分証明書代わりとして免許を取るそうだが、なんか変だな。
それにしても、若者の車離れが数字でもこうして裏付けられると、車好きの私としては寂しい限りである。
この調査は日本自動車工業会によって行われている。詳細に興味のある方は下記のURLを参照してください。
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1370
それにしても自動車工業会がこうした調査結果を発表しなくてはいけない時の心境はどんなものだろうか?お金まで出して調査して、この結果では悲しくなるのだろうな。
頑張れ日本の自動車!
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