昨日車の中で聞いていたラジオにゲストででていた銀座のママが良いことを言っていた。彼女は自分の店の若い子にお礼は三回言いなさいと言っているそうだ。お店に来てくれたお客様に、来てくれたお礼を言うのは当たり前。
したがって、店を出るときにありがとうございましたというのは当然のことで、これが一回目。ちなみにお見送りするときは、客の姿が見えなくなるまで、見送るそうだ。と言うのも客が振り返ったときに、もう視界から消えてしまっていると、今日店に来て良かったなという気持ちがなくなるかも知れないという。まあ、これくらいは常識だろう。
2回目のありがとうは来てくれた翌日にお礼の電話をするというもの。これも、実際にやる子は多くないが、そんなに不思議はない。
さすがと思ったのは3回目のありがとうの話だ。次に店に来てくれたときに、前回来てくれてありがとうと言いなさいと言う。それによって、客はこの子は自分のことを覚えてくれたいたんだと喜ぶという。まあ、男なんてそんなもんだろう。
一つ一つは良くある話かも知れないが、この3回はきちんと続けている子はあまりいない気がする。そのあたりは、さすがプロだなと感心した。
翻って、自分の身に当てはめると、自分のお客さんにここまで誠意を尽くしてありがとうと言っていたかとなると、少し自信がない。反省。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。