このブログで紹介するの初めてかと思うが、私は社会人大学生のMBAコース以外に商学部の学生の指導を行っている、わかりやすく言えばゼミ生を持っているのである。3年生と4年生の両方である。総勢30名弱いる。
実は先週後半はこの学部ゼミ生と菅平に合宿に行ってきた。
ゼミの前半は、まじめな勉強で、今年の3年生はサブゼミで企業研究を実施したので、その最終報告を行った。取り上げられた企業は、アスクル、伊勢丹、JAL、HIS、キユーピー、アサヒビールの6社で、各チームとも4月から半年かけてやってきただけあって、大変レベルの高いプレゼンテーションだった。私の期待値を上回っていた。
また、その後はスポーツ大会やバーベキューなどの親睦を行った。下の写真はそのときの一風景である。
学部生を教えることのおもしろさと大変さを実感している毎日である。例えばゼミの時間に学生に向かって企業にとって戦略も大事だがオペレーションをしっかりやることがそれに劣らず大事だと語ったところ、すーっと手が上がり、「先生オペレーションって何ですか?」最初はがっくりしたが、考え見れば当たり前で、彼らは企業の中で働いたことがない以上、ビジネスの常識がないのだ。そうした学生に戦略やマーケティングを教えることはまっさらのキャンパスに絵を描いていくようなおもしろさがある。
一方でマーケティング理論などを教えると、分からないなりにそれを実際の事例に当てはめてレポートを作ってくるのだが、時々「オッ、出来るなとか、なかなかおもしろい視点だな」というのに遭遇することもある。これまで自分の子供以外に学生に接することは少なかったので、彼らのものの見方や行動パターンを間近に見るのも私自身の勉強になっている。これもまた楽しみです
明日から新ゼミ生の募集が始まる。今年はどんな学生というより子供たちが来るのか楽しみである。
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