昨日の川淵キャプテンの話の続きである。
同じ2月18日の回の最後の方に、ドーハの悲劇の試合のサッカー中継の視聴率が48.1%だったという話が書いてある。川淵氏に寄れば、スポーツの感動は勝った負けたかではない、どれだけ感情の振幅をもたらしたかにあるという。そういう視点で見れば、ドーハの悲劇でワールドカップに出ることは出来なかったが、サッカーが国民的関心事になったという点で、この試合のインパクトは大きいと結んでいる。
この話が正しいかどうかは、私にはよく分からない。しかしながら、スポーツにとって大事なのは感情の振幅だという話は大変納得がいく。
先週の日曜日にあったラグビーのトップリーグのナンバーワンを決めるマイクロソフトカップ決勝戦はサントリー対三洋電機だったが、この試合はすごい試合だった。私のようにラグビーのルールが必ずしも分かっていない人間でも思わず引き込まれてしまった。感動した。
大好きサッカーでも凡試合はある。そんなに興味がない野球でも昨年アジア選手権(稼働かも分からないが、オリンピックの出場がかかった選手権)の日本対韓国戦には感動した。
このように考えると、企業経営でも、「企業としてあるいは組織として成功するかしないか」とは別に「人を感動させる、熱くさせるかどうか」というのが極めて大事な要素になると思う。
でも企業は最後には利益を上げないといけないしな。阪神みたいな人を熱くさせるだけの企業ではいかんのかな?やっぱり日本ハムが理想なのかな?
でも、優勝しなくても、清水エスパルスが好きです。
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