今日は早稲田大学の卒業式の日です。(今日とは昨25日のことです)
私にとっても初めての卒業生を送り出す日なので、少し高揚していました。
昼過ぎから大学院(ビジネススクール)の卒業式(正確には学位授与式と呼ぶらしい)があり、その後学部生の歓送会に顔を出し、それから大学院生の歓送会に戻って、最後は研究室で学部生に学位記(卒業証書のようなものだが、実はなんだか分かっていない)を授与した。行ったり来たりで結構忙しかった。
ここまでは大学院の卒業式、この後は学部の行事(正確に言うと本当の卒業式は全学のものが午前中に終わっている)
賑々しい、商学部の歓送会@大隈講堂
学部の学位授与式はゼミ単位で行うために、私の研究室を使って、学部生の卒業生&同期だが今年は卒業しない人たちが集まり、和気藹々の雰囲気の中でお別れを行った。
学生たちからは、写真のようなユニフォーム(名入り)と寄せ書きが贈られた。
彼らもなかなかやるもんだ。
実は留年のため卒業しない人も含まれる学部ゼミ生一同
記念にもらったゼミ生とおそろいの特注サッカーユニフォーム
胸のところに「UCHIDA First Children」と入っている
背番号はもちろん実力を反映して10番である。
彼らも初めての経験でいろいろ学んだと思うが、それ以上に私の方が学ぶところの多い2年間だった。
特に学部のゼミ生は、始め社会人と同じように大人扱いし、自主性に任せたら、これはうまくいかなかった。やはり、若いうちはある程度、ガイドしてやらないと彼らも自分たちをどうマネジして良いのか分からないようだ。このあたりは良い勉強になった。
私が教育者として出来ることはきわめて限られているが、後は卒業生たちが自分で自分の人生を切り開いていくのを遠くから見守るだけだ。すんなりいくヤツもいるかも知れないが、大半はいろいろな困難にぶつかって悩んでいくはずだ。そうした壁にぶつかることで、初めて自分が成長すると言うことにいつか気づいてくれればいいなと思っている。
学部の学位記を渡して名残を惜しんだ後に、再びビジネスクールの学生たちが、お別れの挨拶に寄ってくれて、いろいろな記念品をプレゼントしてくれた。その件については、また明日。
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