最近はまっているツールがマインドマップである。
ここ2-3年、発想を豊かにするツールとして、雑誌やテレビで取り上げられていたので、知っている人も多いと思う。
私もずいぶん前に本を買ったりして、興味はあったのですが、紙と色鉛筆あるいはサインペンを用意して書くのが面倒くさくて、何となくトライもせずに放ってありました。
しかし、最近になって講演のストーリー作りに使ってみて、これは使えると言うことに気がつきました。但し、私の場合は紙ではなく、PC版を使っています。本家のトニー・ブザンさんによれば実際に手を動かすことで脳が活性化されるとのことですが、私はPCでも十分実用的です。
実際にどう使うのかについては、もっと奥深いと思いますが、私は一つにはあるアイデアをふくらませたり、枝分かれしたりするときに使います。KJ法をカードでなく、ツリー上の線でやっていく感じです。また、関連あるトピックスを結びつけたり、かたまりにして見出しをつけたりするのにも便利です。さらに、いくつかのかたまりを入れ替えたり、大小関係を整理すると本の見出しのようなものが出来上がります。
アウトラインプロセッサを立体的にしたような感じです。
たとえば先日、コンサルタントのキャリアについて話をしたときは、以下のようなマインドマップを書きました。実際はもっと細かいものですが、一部記載できないものがあるので、幹の部分だけです。
そういえば、昔マッキントッシュベースでacta(アクタ)というとても素晴らしいアウトラインプロセッサがあって、原稿を書いたり、講演のアウトラインを作るときに重宝していたのを思い出しました。ウィンドウズになってから、これをしのぐアウトラインプロセッサには出会っていません。結局、機能は不足ですが、いわゆるエディタを使っています。ワープロは最後の最後に形を整えるときにしか使っていません。
次回は、PCで使えるマインドマップについて紹介します。
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先生がマインドマップをお使いとは驚きでした。
マインドマップは一人でもブレストができるツールとして非常に有効な手段だと思いますが、どちらかと言えばマインドマップは網羅型な思考形態であり、先生の仰る仮説思考の直線的(!?)な思考形態とは相反する気がするのですが、いかがでしょうか
名無しさんへ
マインドマップは、自分のバラバラな考えをまとめて一つの成果物にするときには便利だと思います。
講演や原稿のストーリーラインを作るときには重宝します。
問題解決を図るツールとしては使っていません。
私は2年ほど使っています。
メルマガを書くときに便利です。
それから、メモを取るときにも使います。
花田さんへ
そうなんですか。花田さんも使っているとなると、使えるツールですね。
メモ取るときは、手書きだと思うのですが、どれくらいの大きさの紙に、どんなペンで書くのですか?
お疲れさまです。
A4のノートを開いてA3にして鉛筆で
書いています。
その後、色を塗ったり、線を太くしたり
といろいろ加えています。
花田さんへ
なるほど、A4ノートへ見開きなら、かなりいろいろ書き込めますね。
ありがとうございます。