昨日の大隈塾「リーダーシップ論」のゲストは、産業再生機構前COOの冨山和彦氏だった。
彼のリーダーシップ論は、自分がコンサルタント会社(CDI)を経営していた時の経験と産業再生機構で41件の企業の再生にかかわったことから学んだ社長の資質に関するもので、実体験に基づく分、極めて迫力がある話だった。
迫力があるだけでなく、分かりやすいたとえ話に学生もすっかり引き込まれていた。たとえば、経営者は言ったことややったことに責任を持つ与党だが、課長・部長までは何を言っても許される野党なので同じリーダーといえども立ち位置が全く違う。君らも社長になりたかったら、与党の立ち位置にならないとダメだよといった話は共感を呼んでいたようだ。
現在は自分の会社を立ち上げているが、政府の委員などにも引っ張りだこのようだ。
頑張って欲しい若手経営者の一人である。
実は冨山さんは元BCGのコンサルタントで、私の同僚でもあった人だ。
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