初日は上海の新しい森ビル見学を実施。森ビルさんのご厚意でオープンしたばかりの上海環球金融中心」(SWFC、上海ワールドフィナンシャルセンター)を訪問し、森ビルのみならず上海の不動産事情についても講義していただいた。大変勉強になった。
賴成(らいじょう)さん、ありがとうございました。
森ビルの得意な、忠実な模型で再現した上海の街並み
模型を前に賴成さんと記念撮影
着いた日の夜はおきまりの上海雑伎団見学。その前の腹ごしらえをした中華料理店で、黙って出てきたビールはこれもおきまりのサントリービール。サントリーは、上海地区では、すべてのジャンルのビール合計でマーケットシェアが50%を超えるNO.1ビールメーカーです。
二日目の昨日は、朝一番で初日に上り損ねた上海森ビル(上海ヒルズ)の100階にある展望台に登った。あいにく曇りで、市内の展望は望めなかったが、90階くらいから上がすっぽり雲に覆われていたために、展望台は雲の中という状況だった。床下が透明なガラスになっているので、雲を下に眺めるという景色を味わうことが出来た。その後、次の訪問先までの空き時間を利用して、まだオープン前のパークハイアットホテルに無理矢理入れてもらい、コーヒーショップを利用させてもらった。ただし、これは賴成さんとは関係なく、我々が勝手に押し入ったものです。
10月1日のオープン前だと言うことだが、ロビー階だけは利用できるということで、80階という高層からの眺めの中でコーヒーを飲むことが出来た。この頃には窓の外も少し見えるようになり、向かいのグランドハイアットホテルのビルを眺めながらくつろぐゼミ生たち。
上の方が雲の中に入ってしまって、ビルの頂上が見えない
ビルの壁に向かいのビルが映っている。
まだオープン前のパークハイアットホテルに入れてもらって、ご満悦のゼミ生たち
その後、上海進出の日本企業のコンサルティングを手がける上海華鐘コンサルタントサービスさんやシステム開発の会社を尋ねた後、上海でも名門校として知られる華東師範大学を訪ねてコンピュータセンターの教授に話を聞いた。
夜は私の仮説思考を訳してくれた崔永成さんと彼の友人5名と一緒に会食を持った。崔さんとは初対面だったが、私の本を訳すに当たって、何度もやりとりしたこともありすぐにうち解けて、楽しい会話が出来た。彼の友人というのも、この10月から上海の長江ビジネススクールへの入学が決まっている人間ばかりということもあり、私のゼミ生たちともあっという間にうち解けて、話が弾んでいた。
私自身は何度も上海に来ているのであるが、初めて中国や上海に来たというゼミ生も多く、良い勉強になったのではないかと感じている。
そういえば、学部生も某社のプロジェクトがらみで多数の人間が中国訪問をしているはずなので、どんな成果が上がったか聞いてみよう。
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