本日、スパークする思考が発売になりました。
ビジネス書ではなく、角川からの新書と言うこともあり、どれくらい売れるのか、あるいはどういった人たちに支持されるのかが、今のところ想定がつかず、期待と不安が入り交じった気持ちです。
今回の本は、私が日頃実践している発想法の紹介なのですが、これが他の人たちにどれだけ理解されるのか、あるいは適用可能なのか、そのあたりが大変興味深いところです。
読んだ方は、是非感想を寄せてください。
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2007.2.27
2008.5.2
2009.10.30
zuKaoでございます。先週の土曜日に書店で発見してしまい即購入しました。Amazonランキングに貢献できずに申し訳ありません。 移動中の電車で拝読させていただき、先ほど自身のblogにUPさせていただきました。 私は比較的、エクセルやパワーポイントにかける時間が少なく、あまり機能にもこだわらない方です。分からない時には得意な人にやってもらっています。そうやって空いた時間はボーッとしたり、手を動かして思考しています。会議中も、比較的立ち上がってホワイトボードに書き込む事が多いです。まだスパークを感じた事はないのですが、これからも(正しい)努力を惜しまずに頑張りたいと思っております。
zuKaoさんへ 早速の購入、ありがとうございます。ブログも拝見しました。 結構まめにやっているのがうかがえました。これからもよろしく。
Amazonで予約していましたがようやく本日受け取ることが出来ました。 感想はまた後日ということで(まだ読んでいないだけです・・・)。
こんにちは、東大大学院の留学生ランでございます。 内田先生の本がとても好きで、『仮説思考』と『スパークする思考』両方とも2回熟読させていただきました。 新書『スパークする思考』に関する感想は二点あります。 1、私も普段発想の連鎖が多いのですが、一つの話から次々連想して、全く関係ない話まで飛んでしまいます。それは恐らく先生が強調した「問題意識」が足りないからだと思います。一つの話題に関して、しっかり「問題意識」を持っていれば、新アイデアを出すために考える軸をいろいろ変えても、纏まった思考ができると思います。 2、そもそも私は左脳よりも右脳を良く使う人なので、普段でもわりと「スパーク」が多い方です。しかし、ビジネスのフレームワークなどを習うと、それにとらわれやすくなり、発想が全く出てこなくなります。ですから、ビジネスにおいても、「右脳で考えて、人に説明するために左脳で整理する」ようにしてみようと思っています。その際には、先生のおっしゃった「引き出し」がとても重要になってくるので、日々心がけて蓄積していきたいと思います。 とても勉強になりました。ありがとうございました。
ごりらいもさんへ 購入ありがとうございます。 読後感も是非寄せてください。
ランさんへ 2回も読んでもらってありがたいです。 確かに問題意識を持って発想するのと、そうでないのでは、他人が聞いたときも、単なる思いつきなのか、よく考えた結果なのか、違って見えるなんて、効果もありそうですね。 但し、私個人はあまり強く意識せずになるたけ自由に羽ばたくようにしています。ただし、それをまとめたり、他人に説明するときは、フレームワークに当てはめてみたり、類似事例を探したりと工夫します。
著書拝読いたしました。 自分の感ずるところを大切にする。 日々アンテナを立てて情報を吸い込む。 そこからケミストリーが起こる。 感ずるところを大切にすることも、アンテナを明確に意識しておくことも、多くの人が実践できていないように思います。 私もより意識して生活したいと思います。 最近写真を始めたのですが、カメラを持っているだけで、それまで見てこなかったものを見るようになったのは収穫です。 これは試してみる価値があるとおもいます。 内容以外で気になった点もありました。 それは内田先生の言葉の使い方。 論理よりも感情に訴えかける言葉づかいで、多くの人の支持を得られそうな気がします。 この点にも、さすが、と感じました。
非常に面白く読めました。 「まさにっ!」と叫びたい気持ちをおさえつつ黙々と読みました。 問題意識を持って世の中眺めると非常に面白いですね。 ヨドバシカメラに行って携帯を見る時でも、iPhoneいじってみたりEMobileいじってみたりと端末への興味があると同時に、各キャリアの状況ってどうなんかいな?なんて興味を持ってみると、Auはお客さん少ないな、とかDocomoはなんだかんだでぼちぼちだな、とかeMobileとSBMはやっぱ人だかりだね、とかWillcomは閑古鳥だね、とか見えたりして、当月の各キャリアの契約数を確認すると現場で見たのが概ね数字に表れていたりとなかなか楽しめます。 そしてSBMは若年層を取り込んでなんていうけど実際はどうなのかは売り場を一目見れば明らか。 更にeMobileって契約は実はカードばっかなんじゃないか?なんて思いつつ、契約数を他のキャリアの音声端末と同列に比較してよいものなのか?なんて考えてみたりと、興味はつきません。 同じものを見るにしても、見る人によってどういう情報に加工されていくのかが違うだけに、異なる見解を持つ他人とのディスカッションもまたひらめきの宝庫であったり。 とにかく「んー、確かに」というところ満載で面白かったです。
和成さん、スパークする思考ありがとうございました。最近の問題意識の一つに、この先10年~20年を見据えて、自分はどんな問題意識のポートフォリオを持つべきか?これを考えて、現時点仮説を作りたいなあと思っていたところでしたので、たくさんのヒントをもらえたと思います。 これ自体を右脳に任せろと書いてあったのは、確かにそうなのかもしれません。イメージでは、問題意識のネタは右脳というか興味に任せて、それを一度言語化、構造化して紙に落とすことで、刷り込みを強めようと思っています。 スパークに関してですが、私の言葉で書くと、似た内容ですが以下になります。 1. アンテナを張る、その分野の畑を耕しておく。 2. これにより同じ体験、経験をしてもそこから得られる情報量(気づき)が大きく異なる 3. 実際にひらめくのは、以下が多いです。 トイレの中、お風呂、ジムで走っているとき、田舎やのどかな場所を歩くとき、誰かと全く関係ない話をしている時。など。 共通しているのは、 ① 考えたい内容に関係するインプットを一度遮断すること ② 少し体を動かしたり、リラックスしたりでして、考えたい内容に対するマインドシェアが7~8割程度に低下している(煮詰まっていない状況。適度な状況を作り出している) ③ そして一見関係のない外部刺激が適度にある。(きっかけ作りをしてくれている気がします) うまく言語化できませんが、上記のイメージです。これの再現性や一回一回の感覚を短くするための自分なりのやり方を進化させていきたいものです。
たろさん、ごりらいもさん、武田さん コメントありがとうございます。 私はスパークという言葉が自分にぴったりするので使っているだけですが、ひらめきでも、思いつきでも、化学反応でも自分の気に入った言い方でよいですよね。 さらに現象を切り取る手段は、見たり・聞いたりする五感が第一番ですが、実はツール以上に、何かを感じ取る感性が大事かなと思います。 それさえあれば、手段は五感でもデジタルツールでも紙媒体でも何でも良いのかな・・・。 一方で自分がスパークを生じさせやすい環境や方法、タイミングは千差万別でしょうね。昔から馬上、枕上、厠上の三上というのが良い考えを生み出す場として言われれていますが、私はそれがたまたま車中(電車の中)なのです。
■著書を拝読いたしました■ 「右脳」「レ点」「20の引き出し」の3つが特に印象に残りました。今後は問題意識をもち、肩の力を抜いて、いい加減に、無理せず、公私混同、右脳重視で行こうと思います。 「峠の豚」の話・・・・ いつか、私もどこかで使ってみたいです!! 第5章 図表11(矢印の相関)とその解説が理解しづらかったです。もう一度、じっくり読んでみます。 それよりも、「今、なぜ、内田先生がこの本を出したのか」を自分の引き出し(あまり引き出しはありませんが)の中をさがして、その答えを模索中です。
keyさんへ レ点の話、気に入ってもらってうれしかったです。私が自分の思考法を振り返ったときに、そうか「脳にレ点をふっていたんだ」とスパークしたことを思い出しました。 図11の矢印はあまり深く考えないでください。問題意識があれば、ある現象にぶつかったときにスパークが起きる、あるいは自分のデータベースから必要な事例が引っ張り出せるという意味です。時には問題意識が媒介となって、現象とデータベースが化学反応を起こすこともあります。
[読書]スパークする思考
僕は買う本を選ぶ時に、大体いつもテレビ番組をザッピングするように片っ端から20秒くらいずつ読んで一番読みたいと思ったものを買うんですが、最近そうやって選んだ本です。 著者の内田和成さんは、略歴によるとボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のシニア・アドバ…
早大商学部2年のうえむらと申します。 著書を拝読いたしました。 読んでいて楽しくなる本でした! レ点の話や仮想の引き出しの話など、自分が生活の中で何気なくやっていることと照らし合わせて「なるほど」と思いました。 たとえば、自分が読んだビジネス書から学んだ内容を大学生活で直面した問題に応用して考えることなんかは自分の中に蓄積されたいつ使われるか分からない情報が使われた例なのかもしれないと勝手に納得しております。 いろんなところでいろんな情報に触れてとにかく情報を蓄積・熟成させていきたいと思います。 「やり方にこだわるのではなく、好奇心と問題意識をもって頭を使って生活する」ということをこころがけていこうと思います。
スパークする思考を読んだが、思考はスパークせず、もやもやしている。内田さんがこの本を書くことによって思考を再びスパークさせようとして書いている気がした。翻って、思考がスパークしなかった私は自身の力量のせいだと感じている。こうやってブログを眺めているのも引き出しを増やそうとしているのだと、自己認識しはっとさせられた。 余談ですが、他の人のコメントを見ると内田さんのファンが実に多いなあと感じた。一方で、アービン・ジャニスの集団思考が頭をよぎった。 内田さんが集団思考をコメントするとどうなるかちょっと興味がある。
うえむらさんへ 書き込みありがとう。こうした考え方を実践して、引き出しを充実させていくことが、将来大きな財産になると思いますので、是非継続してください。
今出M21星雲さんへ スパークする思考を読んでもスパークしなかったとのこと、残念です。 しかし、私のケースでも年がら年中脳にレ点を打っていますが、スパークしたなと感じるのは年に数回です。 しかし、スパークしたとまで思わなくても、ああこの事例が使えるなとか、これとこれは関係あるなと思って、仕事に役立つことはしょっちゅうあります。そんな軽い気持ちで実践してもらえるとうれしいです。 私のファンが多いかどうかは分かりませんが、私にとっては私の著作や講演、ブログに反応してくれる人は、皆師です。これはコンサルティングをやっているときのお客さんも同じです。こうした人たちから学んだことを他の人へも伝えていく、これが私の仕事だと思っています。(仕事と言うよりは趣味といった方が正しいかも知れませんが)。 アービン・ジャニスの集団思考の事は不勉強で知りませんでしたので、機会があれば勉強しておきます。
ブログにて本に関する感想を書かせていただきました。 http://d.hatena.ne.jp/Waki/20081124 ぜひご覧ください。
エピローグの中の一説である「仕事とは目的を成し遂げることを言い、作業とはその仕事を成し遂げるために必要な手段のことである」という言葉が大変心に残り、また今までの自分が如何に仕事ではなく作業に忙殺されていたかがわかりました。 そして、現在世に出ている”How to本”とは違い「情報は整理せず、覚えないこと」や「自分だけの情報を持つこと」、「如何にユニークな情報を生み出すこと」、「メディアに振り回されないこと」、「キョロキョロすること」、「問題意識を持つこと」、「アナログ思考をすること」、「(良い意味での)いい加減さを持つこと」などが如何に大切な事が良く判り、今後 実践していきたいという思いを強く持ちました。 そして、今まで曖昧であった「右脳で考え、左脳で整理し」「右脳で発想し、左脳で確認し」「右脳で散らかして、左脳で片付ける」「右脳で発見して、左脳で解決する」という一連の思考プロセスが良く判り、右脳を活用する事の重要性が良く判りました。 また、「問題意識を重視するが、いい加減で、無理をしない。情報は放置して熟成させる。」という最後の言葉は今までの自分とは逆に肩肘を張らずに自分なりにやり、内田先生の様な方と仮説思考を繰り返していく事により醸成される事が良く判りました。 今後も、「仮説思考」同様、「スパークする思考」も参考に自分の思考を磨いていきたいと思います。 最後に、心に残った、もしくは今後の自分人生の指針にしたいと思った7点の言葉を列挙致します。 1) P79, 6行目「リーダの先見性は観察と検証によって学習できる。」 2) P80, 13行目「物事はやってみなければわからない。まず、やってみて、そこから学ぶ姿勢が大切だ。」 3) P93, 4行目「仕事の依頼が来てからデザインを考えるようでは遅い。…そのためには引き出しを出来るだけたくさん貯めておくことが重要だ。」 4) P106, 12行目「本当にその航海士を育てたいと思ったら、口を出す代わりに自分の唇を血がにじむくらいかみしめて我慢すべきだ。」 5)P107, 3行目「本当にリーダーを育てようと思ったら、…育てる側の力量が問われるという話だ。」 6) P109, 1行目「戦略とは捨てることなり。」 7) P176, 11行目「仕事は目的を成し遂げることを言い、作業とはその仕事を成し遂げるために必要な手段のことである。」
wakiさんへ ブログ訪問させてもらいました。素晴らしいコメントをありがとうございます。
kazukiさんへ ご自分の仕事の仕方の見直しに役立てていただいたすれば幸いです。
問題意識を持つことの重要性を再認識し、自分でも持続的に可能なアナログの情報収集を学べて非常に参考になりました。 部の新入社員にも読んでもらうべく、自腹で3冊購入し、先日渡しました。何日で感想が聞けるか楽しみにしているところです。期待値は、この本のおもしろさからいって、この一週間の昼食にでもと思っているのですが・・・・。
talawさんへ 今回の本も、想定読者層である20代、30代より40代・50代の経営層からの反応は極めて良いのに驚いています。 talawさんの部下から、良い反応があるといいなと思っています。
日経の【共創ジャパン】の対談拝読致しました 内田先生の人となりに多少触れさせて頂いた我々にとっては凄く面白い記事であり、また流石に鋭いなぁと感服している次第です 今後の益々のご活躍を願っております
Kazukiさんへ コメントありがとう。 1月には嶋口研究会で「スパークする思考」を講演しますので、そのときにでも会えれば幸いです。 ただいま、自宅の引っ越し中で大わらわです。
1月末の嶋口研究会、楽しみにしています。 昨今の経済情勢を踏まえ,『違い』を創出するための視点として,『原理原則に回帰する』事が必要と考えました。 素材産業に従事しているため,具体的に言えば,「原理原則="physics"に立脚した思考」です。 必要となるphysicsは「様々なスケール(原子~組織)」であるため,全てを完全に理解するのではなく,イメージを繋ぎ合せてスパークさせたいと考えています。 大学で「素粒子物理」を学び,社会に出て「ビジネス」を学びましたが,再び「multiscale physics」に触れてみようと考えました。 (*)益川さん受賞の影響も多少あります(笑)。
mizoさんへ こうした先行き不透明な時代だからこそ、原理原則に戻るというのはとても大切なことだと思います。 嶋口研究会でお会いするのを楽しみにしております。
『スパークする思考-右脳発想の独創力』(内田和成)
ビジネスのシーンでは、論理性が求められて左脳でものを考えることが必然的に多くなる。でも、独創性、企画力、仮説設定力というのは右脳の働きによるもの。右脳こそがその人の人間性とか魅力を測るものと言っても言いすぎではないかもしれない。…
ずいぶん遅くなってしまいましたが、つい「スパーク思考」を読ませていただきました。 私なりにまとめてみると、いかにクリエーティブなアイディアを醸成するかの方法論になります。 タグ(tag)(内田先生の言葉でいえば、引き出しとインデックスですね)のもとで、素材・ネタを量的に蓄積し、質的変化へと昇華させる方法論ともいえるでしょう。 気に入る話には、エピローグに書いてある「生活者として働き、ビジネスパーソンとして生活する」というのがあります。僕は基本的には仕事とプライベート時間を分割して使ってきましたが、一人の自分を作りたいと思っているうちに、この話に出会っていい刺激をうけました。 さて、本書では、「思いつき(ひらめき)」を「仮説」と書き換えれば成り立つでしょうか。昨年リンリンさんとお会いしたときには、思いつき=仮説というのを教えて頂いたこともあるし、内田先生のブログにもその話を載ってあるから、自然とこの質問が出てきました。 長文となり失礼しました。
崔さんへ 久しぶりです。 思いつきがすべて仮説になるわけではありません。一方で仮説はすべて思いつきから来るわけではなく、理屈や分析や観察から来るものが多いです。 ということで、思いつきと仮説は重なり合った二つの円であって一緒ではないと思います。 しかし、私の場合は仮説がスパーク(思いつき)から生まれることが多いです。これは人によって違うと思います。
ご回答有難うございました。良くわかりました。
今更ですが、、、 発売とほぼ同時に拝読した著書を、最近再度読み返しました。 日ごろ、論点の洗い出しやアイディアの発想の際に、タグがつけられた過去のインプットを引っ張り出してきて思考錯誤するという工程を実際に意識的に行うことで、クリエイティブな発想がスムーズに出せることを実感しています。 ときに、内田さんは思考の瞬発力(スピード)をどのようにして鍛えることができるとお考えですか。最近その事を考える機会が多いのですが、あまりまとまりません。もしよろしければご意見を頂けますか。
yackさんへ 私の持論は、人間でも企業でもマクロループとミクロループの2通りの情報系があるというものです。 詳しく説明する時間はありませんが、簡単に言うと大脳をつかってじっくり考えるのがマクロループで、大脳までいかずに脊髄で反応するのがミクロループ(こちらは反射神経という言葉が近い)です。 さて、思考のスパークするスピードを上げる方法ですが、いちいち大脳で考えてると遅くなります。いかに脊髄で考えるかの訓練をするかでしょう。といっても実際には脊髄は考えることはできませんので、実際に何をやるかといえばやり取りの反射神経を高めるということになります。 野球でいえば、ピッチャーが投げた球を「あっカープだ。そうなるとこういう打ち方をすればいいな。さあ打とう」とやっていたらとても間に合いません。カーブだと思った瞬間には体がカーブを打つ動きをするよう訓練するということです。
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zuKaoでございます。先週の土曜日に書店で発見してしまい即購入しました。Amazonランキングに貢献できずに申し訳ありません。
移動中の電車で拝読させていただき、先ほど自身のblogにUPさせていただきました。
私は比較的、エクセルやパワーポイントにかける時間が少なく、あまり機能にもこだわらない方です。分からない時には得意な人にやってもらっています。そうやって空いた時間はボーッとしたり、手を動かして思考しています。会議中も、比較的立ち上がってホワイトボードに書き込む事が多いです。まだスパークを感じた事はないのですが、これからも(正しい)努力を惜しまずに頑張りたいと思っております。
zuKaoさんへ
早速の購入、ありがとうございます。ブログも拝見しました。
結構まめにやっているのがうかがえました。これからもよろしく。
Amazonで予約していましたがようやく本日受け取ることが出来ました。
感想はまた後日ということで(まだ読んでいないだけです・・・)。
こんにちは、東大大学院の留学生ランでございます。
内田先生の本がとても好きで、『仮説思考』と『スパークする思考』両方とも2回熟読させていただきました。
新書『スパークする思考』に関する感想は二点あります。
1、私も普段発想の連鎖が多いのですが、一つの話から次々連想して、全く関係ない話まで飛んでしまいます。それは恐らく先生が強調した「問題意識」が足りないからだと思います。一つの話題に関して、しっかり「問題意識」を持っていれば、新アイデアを出すために考える軸をいろいろ変えても、纏まった思考ができると思います。
2、そもそも私は左脳よりも右脳を良く使う人なので、普段でもわりと「スパーク」が多い方です。しかし、ビジネスのフレームワークなどを習うと、それにとらわれやすくなり、発想が全く出てこなくなります。ですから、ビジネスにおいても、「右脳で考えて、人に説明するために左脳で整理する」ようにしてみようと思っています。その際には、先生のおっしゃった「引き出し」がとても重要になってくるので、日々心がけて蓄積していきたいと思います。
とても勉強になりました。ありがとうございました。
ごりらいもさんへ
購入ありがとうございます。
読後感も是非寄せてください。
ランさんへ
2回も読んでもらってありがたいです。
確かに問題意識を持って発想するのと、そうでないのでは、他人が聞いたときも、単なる思いつきなのか、よく考えた結果なのか、違って見えるなんて、効果もありそうですね。
但し、私個人はあまり強く意識せずになるたけ自由に羽ばたくようにしています。ただし、それをまとめたり、他人に説明するときは、フレームワークに当てはめてみたり、類似事例を探したりと工夫します。
著書拝読いたしました。
自分の感ずるところを大切にする。
日々アンテナを立てて情報を吸い込む。
そこからケミストリーが起こる。
感ずるところを大切にすることも、アンテナを明確に意識しておくことも、多くの人が実践できていないように思います。
私もより意識して生活したいと思います。
最近写真を始めたのですが、カメラを持っているだけで、それまで見てこなかったものを見るようになったのは収穫です。
これは試してみる価値があるとおもいます。
内容以外で気になった点もありました。
それは内田先生の言葉の使い方。
論理よりも感情に訴えかける言葉づかいで、多くの人の支持を得られそうな気がします。
この点にも、さすが、と感じました。
非常に面白く読めました。
「まさにっ!」と叫びたい気持ちをおさえつつ黙々と読みました。
問題意識を持って世の中眺めると非常に面白いですね。
ヨドバシカメラに行って携帯を見る時でも、iPhoneいじってみたりEMobileいじってみたりと端末への興味があると同時に、各キャリアの状況ってどうなんかいな?なんて興味を持ってみると、Auはお客さん少ないな、とかDocomoはなんだかんだでぼちぼちだな、とかeMobileとSBMはやっぱ人だかりだね、とかWillcomは閑古鳥だね、とか見えたりして、当月の各キャリアの契約数を確認すると現場で見たのが概ね数字に表れていたりとなかなか楽しめます。
そしてSBMは若年層を取り込んでなんていうけど実際はどうなのかは売り場を一目見れば明らか。
更にeMobileって契約は実はカードばっかなんじゃないか?なんて思いつつ、契約数を他のキャリアの音声端末と同列に比較してよいものなのか?なんて考えてみたりと、興味はつきません。
同じものを見るにしても、見る人によってどういう情報に加工されていくのかが違うだけに、異なる見解を持つ他人とのディスカッションもまたひらめきの宝庫であったり。
とにかく「んー、確かに」というところ満載で面白かったです。
和成さん、スパークする思考ありがとうございました。最近の問題意識の一つに、この先10年~20年を見据えて、自分はどんな問題意識のポートフォリオを持つべきか?これを考えて、現時点仮説を作りたいなあと思っていたところでしたので、たくさんのヒントをもらえたと思います。
これ自体を右脳に任せろと書いてあったのは、確かにそうなのかもしれません。イメージでは、問題意識のネタは右脳というか興味に任せて、それを一度言語化、構造化して紙に落とすことで、刷り込みを強めようと思っています。
スパークに関してですが、私の言葉で書くと、似た内容ですが以下になります。
1. アンテナを張る、その分野の畑を耕しておく。
2. これにより同じ体験、経験をしてもそこから得られる情報量(気づき)が大きく異なる
3. 実際にひらめくのは、以下が多いです。
トイレの中、お風呂、ジムで走っているとき、田舎やのどかな場所を歩くとき、誰かと全く関係ない話をしている時。など。
共通しているのは、
① 考えたい内容に関係するインプットを一度遮断すること
② 少し体を動かしたり、リラックスしたりでして、考えたい内容に対するマインドシェアが7~8割程度に低下している(煮詰まっていない状況。適度な状況を作り出している)
③ そして一見関係のない外部刺激が適度にある。(きっかけ作りをしてくれている気がします)
うまく言語化できませんが、上記のイメージです。これの再現性や一回一回の感覚を短くするための自分なりのやり方を進化させていきたいものです。
たろさん、ごりらいもさん、武田さん
コメントありがとうございます。
私はスパークという言葉が自分にぴったりするので使っているだけですが、ひらめきでも、思いつきでも、化学反応でも自分の気に入った言い方でよいですよね。
さらに現象を切り取る手段は、見たり・聞いたりする五感が第一番ですが、実はツール以上に、何かを感じ取る感性が大事かなと思います。
それさえあれば、手段は五感でもデジタルツールでも紙媒体でも何でも良いのかな・・・。
一方で自分がスパークを生じさせやすい環境や方法、タイミングは千差万別でしょうね。昔から馬上、枕上、厠上の三上というのが良い考えを生み出す場として言われれていますが、私はそれがたまたま車中(電車の中)なのです。
■著書を拝読いたしました■
「右脳」「レ点」「20の引き出し」の3つが特に印象に残りました。今後は問題意識をもち、肩の力を抜いて、いい加減に、無理せず、公私混同、右脳重視で行こうと思います。
「峠の豚」の話・・・・
いつか、私もどこかで使ってみたいです!!
第5章 図表11(矢印の相関)とその解説が理解しづらかったです。もう一度、じっくり読んでみます。
それよりも、「今、なぜ、内田先生がこの本を出したのか」を自分の引き出し(あまり引き出しはありませんが)の中をさがして、その答えを模索中です。
keyさんへ
レ点の話、気に入ってもらってうれしかったです。私が自分の思考法を振り返ったときに、そうか「脳にレ点をふっていたんだ」とスパークしたことを思い出しました。
図11の矢印はあまり深く考えないでください。問題意識があれば、ある現象にぶつかったときにスパークが起きる、あるいは自分のデータベースから必要な事例が引っ張り出せるという意味です。時には問題意識が媒介となって、現象とデータベースが化学反応を起こすこともあります。
[読書]スパークする思考
僕は買う本を選ぶ時に、大体いつもテレビ番組をザッピングするように片っ端から20秒くらいずつ読んで一番読みたいと思ったものを買うんですが、最近そうやって選んだ本です。 著者の内田和成さんは、略歴によるとボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のシニア・アドバ…
早大商学部2年のうえむらと申します。
著書を拝読いたしました。
読んでいて楽しくなる本でした!
レ点の話や仮想の引き出しの話など、自分が生活の中で何気なくやっていることと照らし合わせて「なるほど」と思いました。
たとえば、自分が読んだビジネス書から学んだ内容を大学生活で直面した問題に応用して考えることなんかは自分の中に蓄積されたいつ使われるか分からない情報が使われた例なのかもしれないと勝手に納得しております。
いろんなところでいろんな情報に触れてとにかく情報を蓄積・熟成させていきたいと思います。
「やり方にこだわるのではなく、好奇心と問題意識をもって頭を使って生活する」ということをこころがけていこうと思います。
スパークする思考を読んだが、思考はスパークせず、もやもやしている。内田さんがこの本を書くことによって思考を再びスパークさせようとして書いている気がした。翻って、思考がスパークしなかった私は自身の力量のせいだと感じている。こうやってブログを眺めているのも引き出しを増やそうとしているのだと、自己認識しはっとさせられた。
余談ですが、他の人のコメントを見ると内田さんのファンが実に多いなあと感じた。一方で、アービン・ジャニスの集団思考が頭をよぎった。
内田さんが集団思考をコメントするとどうなるかちょっと興味がある。
うえむらさんへ
書き込みありがとう。こうした考え方を実践して、引き出しを充実させていくことが、将来大きな財産になると思いますので、是非継続してください。
今出M21星雲さんへ
スパークする思考を読んでもスパークしなかったとのこと、残念です。
しかし、私のケースでも年がら年中脳にレ点を打っていますが、スパークしたなと感じるのは年に数回です。
しかし、スパークしたとまで思わなくても、ああこの事例が使えるなとか、これとこれは関係あるなと思って、仕事に役立つことはしょっちゅうあります。そんな軽い気持ちで実践してもらえるとうれしいです。
私のファンが多いかどうかは分かりませんが、私にとっては私の著作や講演、ブログに反応してくれる人は、皆師です。これはコンサルティングをやっているときのお客さんも同じです。こうした人たちから学んだことを他の人へも伝えていく、これが私の仕事だと思っています。(仕事と言うよりは趣味といった方が正しいかも知れませんが)。
アービン・ジャニスの集団思考の事は不勉強で知りませんでしたので、機会があれば勉強しておきます。
ブログにて本に関する感想を書かせていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/Waki/20081124
ぜひご覧ください。
エピローグの中の一説である「仕事とは目的を成し遂げることを言い、作業とはその仕事を成し遂げるために必要な手段のことである」という言葉が大変心に残り、また今までの自分が如何に仕事ではなく作業に忙殺されていたかがわかりました。
そして、現在世に出ている”How to本”とは違い「情報は整理せず、覚えないこと」や「自分だけの情報を持つこと」、「如何にユニークな情報を生み出すこと」、「メディアに振り回されないこと」、「キョロキョロすること」、「問題意識を持つこと」、「アナログ思考をすること」、「(良い意味での)いい加減さを持つこと」などが如何に大切な事が良く判り、今後 実践していきたいという思いを強く持ちました。
そして、今まで曖昧であった「右脳で考え、左脳で整理し」「右脳で発想し、左脳で確認し」「右脳で散らかして、左脳で片付ける」「右脳で発見して、左脳で解決する」という一連の思考プロセスが良く判り、右脳を活用する事の重要性が良く判りました。
また、「問題意識を重視するが、いい加減で、無理をしない。情報は放置して熟成させる。」という最後の言葉は今までの自分とは逆に肩肘を張らずに自分なりにやり、内田先生の様な方と仮説思考を繰り返していく事により醸成される事が良く判りました。
今後も、「仮説思考」同様、「スパークする思考」も参考に自分の思考を磨いていきたいと思います。
最後に、心に残った、もしくは今後の自分人生の指針にしたいと思った7点の言葉を列挙致します。
1) P79, 6行目「リーダの先見性は観察と検証によって学習できる。」
2) P80, 13行目「物事はやってみなければわからない。まず、やってみて、そこから学ぶ姿勢が大切だ。」
3) P93, 4行目「仕事の依頼が来てからデザインを考えるようでは遅い。…そのためには引き出しを出来るだけたくさん貯めておくことが重要だ。」
4) P106, 12行目「本当にその航海士を育てたいと思ったら、口を出す代わりに自分の唇を血がにじむくらいかみしめて我慢すべきだ。」
5)P107, 3行目「本当にリーダーを育てようと思ったら、…育てる側の力量が問われるという話だ。」
6) P109, 1行目「戦略とは捨てることなり。」
7) P176, 11行目「仕事は目的を成し遂げることを言い、作業とはその仕事を成し遂げるために必要な手段のことである。」
wakiさんへ
ブログ訪問させてもらいました。素晴らしいコメントをありがとうございます。
kazukiさんへ
ご自分の仕事の仕方の見直しに役立てていただいたすれば幸いです。
問題意識を持つことの重要性を再認識し、自分でも持続的に可能なアナログの情報収集を学べて非常に参考になりました。
部の新入社員にも読んでもらうべく、自腹で3冊購入し、先日渡しました。何日で感想が聞けるか楽しみにしているところです。期待値は、この本のおもしろさからいって、この一週間の昼食にでもと思っているのですが・・・・。
talawさんへ
今回の本も、想定読者層である20代、30代より40代・50代の経営層からの反応は極めて良いのに驚いています。
talawさんの部下から、良い反応があるといいなと思っています。
日経の【共創ジャパン】の対談拝読致しました
内田先生の人となりに多少触れさせて頂いた我々にとっては凄く面白い記事であり、また流石に鋭いなぁと感服している次第です
今後の益々のご活躍を願っております
Kazukiさんへ
コメントありがとう。
1月には嶋口研究会で「スパークする思考」を講演しますので、そのときにでも会えれば幸いです。
ただいま、自宅の引っ越し中で大わらわです。
1月末の嶋口研究会、楽しみにしています。
昨今の経済情勢を踏まえ,『違い』を創出するための視点として,『原理原則に回帰する』事が必要と考えました。
素材産業に従事しているため,具体的に言えば,「原理原則="physics"に立脚した思考」です。
必要となるphysicsは「様々なスケール(原子~組織)」であるため,全てを完全に理解するのではなく,イメージを繋ぎ合せてスパークさせたいと考えています。
大学で「素粒子物理」を学び,社会に出て「ビジネス」を学びましたが,再び「multiscale physics」に触れてみようと考えました。
(*)益川さん受賞の影響も多少あります(笑)。
mizoさんへ
こうした先行き不透明な時代だからこそ、原理原則に戻るというのはとても大切なことだと思います。
嶋口研究会でお会いするのを楽しみにしております。
『スパークする思考-右脳発想の独創力』(内田和成)
ビジネスのシーンでは、論理性が求められて左脳でものを考えることが必然的に多くなる。でも、独創性、企画力、仮説設定力というのは右脳の働きによるもの。右脳こそがその人の人間性とか魅力を測るものと言っても言いすぎではないかもしれない。…
ずいぶん遅くなってしまいましたが、つい「スパーク思考」を読ませていただきました。
私なりにまとめてみると、いかにクリエーティブなアイディアを醸成するかの方法論になります。
タグ(tag)(内田先生の言葉でいえば、引き出しとインデックスですね)のもとで、素材・ネタを量的に蓄積し、質的変化へと昇華させる方法論ともいえるでしょう。
気に入る話には、エピローグに書いてある「生活者として働き、ビジネスパーソンとして生活する」というのがあります。僕は基本的には仕事とプライベート時間を分割して使ってきましたが、一人の自分を作りたいと思っているうちに、この話に出会っていい刺激をうけました。
さて、本書では、「思いつき(ひらめき)」を「仮説」と書き換えれば成り立つでしょうか。昨年リンリンさんとお会いしたときには、思いつき=仮説というのを教えて頂いたこともあるし、内田先生のブログにもその話を載ってあるから、自然とこの質問が出てきました。
長文となり失礼しました。
崔さんへ
久しぶりです。
思いつきがすべて仮説になるわけではありません。一方で仮説はすべて思いつきから来るわけではなく、理屈や分析や観察から来るものが多いです。
ということで、思いつきと仮説は重なり合った二つの円であって一緒ではないと思います。
しかし、私の場合は仮説がスパーク(思いつき)から生まれることが多いです。これは人によって違うと思います。
ご回答有難うございました。良くわかりました。
今更ですが、、、
発売とほぼ同時に拝読した著書を、最近再度読み返しました。
日ごろ、論点の洗い出しやアイディアの発想の際に、タグがつけられた過去のインプットを引っ張り出してきて思考錯誤するという工程を実際に意識的に行うことで、クリエイティブな発想がスムーズに出せることを実感しています。
ときに、内田さんは思考の瞬発力(スピード)をどのようにして鍛えることができるとお考えですか。最近その事を考える機会が多いのですが、あまりまとまりません。もしよろしければご意見を頂けますか。
yackさんへ
私の持論は、人間でも企業でもマクロループとミクロループの2通りの情報系があるというものです。
詳しく説明する時間はありませんが、簡単に言うと大脳をつかってじっくり考えるのがマクロループで、大脳までいかずに脊髄で反応するのがミクロループ(こちらは反射神経という言葉が近い)です。
さて、思考のスパークするスピードを上げる方法ですが、いちいち大脳で考えてると遅くなります。いかに脊髄で考えるかの訓練をするかでしょう。といっても実際には脊髄は考えることはできませんので、実際に何をやるかといえばやり取りの反射神経を高めるということになります。
野球でいえば、ピッチャーが投げた球を「あっカープだ。そうなるとこういう打ち方をすればいいな。さあ打とう」とやっていたらとても間に合いません。カーブだと思った瞬間には体がカーブを打つ動きをするよう訓練するということです。