今年の夏に、ANAが大学生に海外旅行の商品企画をさせるという企画があり、早稲田大学の内田ゼミの学生も何組か応募した。実際に中国に行った上で、学生の視点で中国旅行を企画するというコンテストで、なかなか聞いたことのないユニークな企画であった。
先月、参加したいろいろな大学の学生たちの企画のうちの何点かが選ばれて、実際の商品として発表された。ANAもなかなか粋なことをやると感心した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081114-00000517-san-soci
私のゼミ生の企画も3点ほど選ばれたようだ。
彼らの考えた旅行というのが、比較的豊かな人を対象とした高級旅行、たとえば「上海貴族旅行」や「二人だけのリッチデート上海3日間」などだ。本当に金持ちのニーズをとらえているのか気になるところであるが、せっかく商品になったのであるから、是非売れて欲しいものだ。
学部レベルの学生が考えた商品企画が実際に販売される商品になることは極めて珍しいことであり、彼らにとっては大変良い経験になったのでないかと思う。
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こんにちは!しばらくでございます。
ANAさん、粋な企画ですね。
昔の話ですが、私が旅行会社の総合職時代、高校生の修学旅行で、高校生の「何か動くものに絵を描きたい」という一言でクラス全員で琵琶湖バレイというスキー場のゴンドラに四季の絵を書いたのを思い出しました。学生さんたちのヒラメキってとても素晴らしいですよね。このような若い方のアイディアを企業は採用していくべきですね。
若い方は、夢が大きいんですものね。
kumikoさんへ
速攻のコメント、ありがとうございます。
大学で学生の面倒を見ていると、彼らの砂が水にしみこむような吸収力に驚くと同時に、そこに無限の可能性を感じて楽しいです。