昨日、早稲田の学生を連れて(連れられて?)、高田馬場の居酒屋「笑笑(わらわら)」に行った。そこで驚いた話を一つ。
用事があって、店員さんに頼み事をすると店長に相談しますと一言、そこへ現れたのは明らかに外人。興味があったので、店長さんと話をしてみると、バングラデシュから来ているそうで、日本語もぺらぺら、しっかりした店長さんでした。店員はもちろん日本人。
店長が日本人で、外人が店員や裏方で働いている店は日常茶飯事ですが、逆は初めてだったので、ちょっとびっくり。
これからの日本企業のあり方やグローバルマネジメントを象徴しているような、良いことだと思いました。先日編集委員をやったWBS(早稲田ビジネススクール)レビューのダイバーシティマネジメントそのものです。
マクロで見ると日本人の雇用機会が奪われる云々の話があるかも知れませんが、ミクロの企業ベースで見ると良い企業だなと思いました。
ちなみに笑笑というのはモンテローザグループの一業態で、そのモンテローザグループと言えば先日、派遣を切られた社員をまとめて500名、正社員として採用すると発表した企業でした。若干スタンドプレイ的で心配な気がしますが、世の中的には雇用に貢献している企業なようです。
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