学生時代の友人から、こんなメールをもらいました。
友達に認められるっていいですよね。
なんか、とてもうれしいです。
一部分を紹介します。喜びのお裾分けです。
「先月ドイツに行く成田で、適当な本を探していました。
内容は別として貴兄の力作だからと、機内の時間つぶしにでもと思って買いました。
読み始めて思った以上に(ごめんね)ジャストフィットの感動的な本でした。
ドイツの現地法人の社長に、
「これいい本だから、ぜひ読んでよ。」
と差し上げてしまいました。
若いエンジニアにこのスパークする想いを判って欲しいのですが、なかなか
柔らかな発想をしてくれません。実務で手一杯という面もありますが、
新しい仕事を抱え込むのを避けているのかもしれません。
————– 以下 内向けSNSに書いた記事です。
内田和成さんの最新本読みました。
頭の中に20のフォルダーを持とう。
仕事・プライベート なんでもいい
フォルダーの中は種々のキーワード
パソコンのフォルダーのようにdigitalに整理されていなくていい
他人と議論してみよう
自分の20のフォルダーと他人の考え方を照合させて
アイデアがビビビビとスパーク!
31日にグループのメンバー数人で議論していました。
ある人のプレゼンを聞いていて、僕のフォルダーのひとつと小さな火花が飛びました。
おう、これか、内田さんが言っていたのは。
昨日、ちょびっと整理して、責任者に検討してよと頼みました。
いい仕組みのデモができると嬉しいです。
この本、成田で買ってドイツに行く飛行機で読んでしまいました。
現地法人の方にあげてしまいました。手元にありません。
新書です。みなさんも読んでみて。」
いつもは車の中では考えをまとめるためにラジオも音楽も聴かずにいるのですが、今日は車の中で珍しく音楽を聴きました。それも竹内マリアや徳永英明のラブソングです。なにか気持ちが若くなりました。
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自分も今年1月ごろ「スパークする思考」を読ませ頂き感銘を受けた一人です。やはりお勧めしたくて、僭越ながらamazonのレビューにも投稿させて頂きました。
"ロジカルシンキング"があふれるなかで、ユニークさが際立っていましたが、内田さんだからこそより説得感があるのでしょうね。
理系出身であるにもかかわらず、左脳が苦手で、むしろ感性等で判断してしまう自分は、時には異端児扱いです…(笑)
「多くの人間は、仕事では論理を重視して、本能や勘などというものを働かせてはいけないというふうに考えてしまうようだ。勘で行動して失敗したら言い訳ができない。」に同感です。
自分は金融業界に身を置いているのですが、例えば、「天気の良い日に店舗の駐車場を開放して、イス・テーブル・パラソルを用意、取引先の花屋とか弁当屋も呼んで、地域住民の憩いの場にしてみたらどうだろう。金融機関を身近に感じてもらえるし、ついでに金融の相談でもしていこうか思う人も出てくるかもよ」など言おうものなら、こいつ何言ってんだと怪訝な表情。(笑)
その他、ビジネスモデルをはじめ、マーケティング、店舗のあり方など、他業界と比較すれるだけでも新たに見えてくるものは多いのですが、変わることができない。携帯電話も競合になる時代なんですけどね。
毎度長文すいませんでした。
追伸
なぜこのようなハンドルネームをつけたのか忘れてしまいました。ダンスもしたことがないのですが…
foxtrotさんへ
感性が得意な方は、右脳をどんどんのばしたらよいと思います。ただし、最低限の左脳的アプローチ(というか形式を整えるテクニック)は持っておいた方が、より右脳が生きると思います。
花屋と弁当屋のアイデア良いですね。イオン銀行当たりが始めそうな予感がします。
いま、一橋大学ICSの菅野先生がBCGにいらっしゃったときのご著書「経営者になる 経営者を育てる」(ダイヤモンド社出版)を拝読しているが、なかに引用されている話には、ユニチャームの高原慶一朗会長の話が内田先生の「スパークする思考」の旨に一部似てる感じがします。
無論、内田先生と高原さんはそれぞれ強調している重点が違うと思いますが、このブログの読者にはご参考になるかもしれないと思っており、失礼ながら書き写させていただきます。
「若い社員や若手の経営者と話をしていると、発想やアイディアを“天啓”と考えている人がいる。発想やアイディアは偶然の産物で、ひらめく時にはひらめくが、ひらめかない時にはひらめかない気まぐれなものだと思っている。だが、それは違う。発想力は、日頃の問題意識を土壌に発壌してくるもので、突然天から降ってくるものではない。何かについて四六時中考え続けていること、それについて絶えず問題意識を持ち、いい解決策はないかと、人の二倍三倍、頭が痛くなるほど考え続けた果てに、アイディアはふっとひらめくものだ」
「経営者になる 経営者を育てる」P124より
ところで、勝手な書き写しであるが、版権違反になる場合、菅野先生にも高原さんにもご容赦いただければと存じます。