Good newsから、ブログの皆様にアマゾンや書店でたくさん購入していただいたおかげで、異業種競争戦略は順調に売れ続けており、出版直後に増刷になりましたが、このたび早くも3刷りが出ることになりました。ありがとうございます。
まだ、どんな読者の方が多いのか、よく分かっていないところがありますが、読者アンケートはがきが入っているので、そのうちセグメント別の割合がどんなになっているかあるいはどんな感想が来るか楽しみです。
私が直接お送りしたり、差し上げた経営者の方々からは、今起きているダイナミックな変化がわかりやすく書かれているので仕事の参考になった。あるいは、引退された経営者の方から、昔はこんな面倒なことを考えずに、目の前の敵を相手に戦っていれば良かったので楽だったが、今の経営者は大変だなという感想など、たくさんの応援メッセージを頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
Bad newsは、年内にもう1冊出すとお約束した「論点思考」ですが、間に合わなそうです。せっかく同時に出そうと思っていたのですが、忙しさと言うよりは両方やるだけの力量が私にはなかったと言うことだと思います。現在最後の校正に入っていますので、来年1月には何とか書店に並ぶようにしたいと思っております。ごめんなさい。
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内田さん、異業種競争戦略ありがとうございました。さすがは、内田さんならではの視点で具体事例多数で楽しく拝読いたしました。
読んでいてちょっと思いましたのが、「ついで型の競合」に気付かないうちにやられる、というパターンもこれから増えそうだな、ということ。これは、ケータイの時刻表示があるので腕時計をしない人が増えている、という場合のように、相手は競争しようとか顧客を取ってやろうなどとは全く思ってないのに、技術の進化などで気がついたら「ついでに」市場が持っていかれてしまった、というパターン。相手は、「撒き餌」だとすら思ってないので却って性質が悪いかも。
morisawaさんへ
コメントありがとうございます。
ついで型というのはユニークなネーミングですね。
私も携帯は知らぬ間に多くの企業やサービスに意図せぬ戦いを仕掛けてしまっていると思います。
音楽プレーヤー、デジカメ、定期、財布なども時計と並んで既に実用化されている異業種競争ですし、今後は社員証、会員証、コンパス、ボイスレコーダー、カーナビなども力を持つかも知れませんね。