ブログ

1 box for 2 trees

先週の大隈塾のゲスト講師はアスクルの岩田彰一郎社長。彼とは古い付き合いであるが、早稲田に来てもらったのは初めてである。
アスクルといえば、文房具の宅配でまったく新しいビジネスモデルを作った企業として有名であるが、岩田さんはいわゆるオーナーとは違う。プラスという大企業の中から社内ベンチャーでアスクルを生み出したのだ。そのアスクルが今では親会社のプラスより大きくなっている。富士電機から生まれた富士通みたいなものである。

Askul001
Askul002

今回聞いた話でいいなと思ったのが、彼らの環境への取り組みの話。社員からの発案で始まったそうであるが、コピー用紙を一箱(5000枚)買うと、アカシアやユーカリの苗木をインドネシアで2本植林するそうである。それによって、5-6年で成長して、伐採した倍の量の森林が出来るらしい。これは本当に循環型の社会貢献だな。

興味がある方は下記のホームページをご覧下さい。

アスクルの新しい取り組み“1box for 2trees”

岩田さんは、あまり表に出ないことで有名であるが、今回は私の頼みと言うことで特別に来ていただいた。ありがとうございました。
 

関連記事

  1. 日経キャリア MBAランキング
  2. ドトールコーヒー 鳥羽博道氏
  3. HBSのキャンパス
  4. 山田英夫さんの新刊
  5. 大隈塾前期最終講義
  6. 大器晩成?
  7. 内田ゼミOB・OG会
  8. 早稲田大学ゼミのホームページ

コメント

    • 近畿の大学生
    • 2010年 11月 21日

    でも、「その苗木ってどこから来たのかな?」とも思ってしまいます。
    たとえば秋田の杉と屋久島の杉が同じかっていうと、そうでもないでしょうし。
    植林=善行、って価値観を否定はしないけど、
    自然保護って観点からするとミスリードじゃないかなあ、って。
    半ば揚げ足取りですが。
    アスクル(or特定の個人・団体)を批判するわけではないですが。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RSS 内田和成のビジネスマインド

  • BCGのコンセプト紹介の本を書きました 2016年11月3日
    今年2016年は、BCGが東京に世界で2番目のオフィスを1966年に開設してから...
  • 事業アイデアの発想法 2016年10月28日
    今日はビジネススクールの内田ゼミにBCG時代の同僚で現在事業開発のコンサルタント...
  • 学部7期生 2016年7月8日
    今日の合同ゼミには学部7期の卒業生の中澤君と薬丸さんも顔を出してくれました。明日...
  • ゼミ合宿 2016年7月8日
    今日は内田ゼミのMBA生と学部生の合同ゼミ初日です。例年土日の一泊二日でやるので...
  • 模擬授業のお知らせ 2016年7月6日
    来る7月24日(日)の午後、早稲田大学ビジネススクールでは2017年度の入試説明...
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。