日経新聞と日経ビジネスを発行している日経BP社が電子版ではコラボレーションしている。
そこから取材を受けた記事が先日アップされたので紹介します。
日経ビジネスオンライン、日経新聞電子版、ITPro三媒体の共同企画だ。
私はかねがね、日経新聞はもっと日経グループの力を活用してメディアミックスを強化すべきと主張しているので、こうした流れは歓迎だ。
ただ、もっともシナジーが効くのは日経新聞とテレビ東京だと思っているので、こちらの連携が強化され、顧客ベースないしはコンテンツのどちらかがシームレスで使えるようになったときに、日経は経営・経済の分野ではより強力なメディアグループになるのではないかと思っている。
ここで言っているシームレスとは、コンテンツであれば読者が日経のコンテンツなのか、日経BPのコンテンツなのか、テレビ東京のコンテンツなのかをまったく意識せずにWEB上で自由に行ったり来たり、あるいは検索・加工できることを意味する。
逆に顧客ベースでシームレスとは日経グループから見たときに一人の顧客の属性や利用状況が一元的に把握できたり、利用できることを意味する。
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