昨日発売になった、ビジネス誌のプレジデント最新号(2007.3.19号)の特集「情報の達人」で私のことが取り上げられました。
最近、情報活用方法や考え方についての取材を受けることが多いのですが、私の主張は一貫してアナログ情報の重要性を説くものです。詳細はプレジデント誌の記事を読んでもらうとして、インターネットなどで簡単に情報検索できる時代だからこそ、自分だけにしか手に入らない情報を入手・活用する必要があり、そのためにはデジタルではダメでアナログが重要だというものです。
なぜなら、デジタルで検索すれば誰もが同じ情報を入手し、さらにエクセルやパワーポイントで加工すれば、見かけは異なっても内容的にほとんど変わりのないレポートが出来上がってしまいます。だからこそ、どこかの段階にアナログの思考や作業を入れて自分のオリジナリティを出す必要があると思うのです。
ただしアナログで収集したものをすべて整理したり、ファイルしたり、さらにデジタル化するという作業は労力の割にリターンが少ないのでお勧めしません。私のやり方は集めた情報はとりあえず放置して、熟成を待つというやり方です。
具体的なやり方は後日紹介したいと思いますが、私は20の引き出しというバーチャルなやり方と袋ファイルという原始的なファイリングのやり方の併用でカバーしています。
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