最近、ちょっと気になる街が神楽坂である。
これまでほとんど行くことはなかったが、大学から東西線で一駅の距離にあるために、会食などでちょくちょく利用するようになった。近くに大学がたくさんあることもあって、若者向けの店も多いし、ちょっとしゃれたカフェや気の利いたレストランなども数多く並んでいる。一方で、昔花街であった名残からか、裏通りには昔ながらの料亭や古くからある割烹なども残っており、これはこれで味がある。
要するに、新しさと古さが同居しているおもしろさがあるのである。これは、新しさ一辺倒の青山とも違うし、どちらかというとふるさと格式で勝負している銀座とも大きく違う。
もう一つのメリットは、コストパフォーマンスが高いことである。接待に使えるような店では、銀座などの店の半額程度で済む。
街全体もコンパクトでこぢんまりしており、散策にも適してそうだ。夜だけでなく昼間にも訪問して、もう少しなじんでみたいと思っている街である。
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