9月10日にPS3とイノベーターズジレンマの項を書いたときに、最先端の技術を盛り込むためにソニーが半導体まで自作している話を書いた。その後、私がソウルに行っている9月15日の日経新聞の一面トップの記事は「先端半導体 ソニーが生産撤退 東芝に1000億円で売却」という記事だった。やはり、ソニーにとってこの投資は負担がきつすぎたようだ。既に2000億円を投じたと書いてあったから、赤字での売却であろう。私がPS3のことを書いた直後のことなので、あまりのタイミングに自分でもびっくりした。
もう一つ驚いたのは、9月4日にセカンドライフのようなものがはやってくるとバーチャルのリアル化が起きて様々な問題が生じてくるという問題提起をしたのを覚えているだろうか?
そうしたら、これも9月17日付け日経新聞の社説がまさにこの問題に触れていた。
具体的には新たなルール作り必要という小見出しの元に、「しかし仮想世界の広がりは手放しでは喜べない面もある」と述べている。そして具体例として「セカンドライフでは利用者心得は定められているが、警察機能は存在しない」とある。まさか私の記事に触発されて社説を書いたと言うことはないだろうが・・・。
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