BCG時代の古い友人の神川(かみかわ)氏が自分の仕事の経験を生かしてユニークな本を出版した。今日はその紹介である。
神川氏はコンサルタントとしてとして活躍したのはそう長い方ではないが、BCGを辞めてからの方が遙かに長い間コンサルティング業界に身を置いている。というのも、彼の仕事がコンサルティング業界専門の人材紹介業であるためだ。
いまでこそ、コンサルティング業界は一人前の仕事あるいは業界として認知されるようになったが、彼はコンサルタントの紹介だけで果たして商売になるのだろうかと私が心配する時代から、その分野に特化して仕事をやってきている。
その神川氏が同僚と共に、長年(10年以上)の経験を活かして、コンサルタントを目指す人のために書き下ろしたのが本書「コンサルティングの基本」である。
内容はコンサルティング会社のタイプ、特徴から、仕事の中身、なりたい人はどうしたらよいかと多岐に亘る。コンサルタントの仕事の中身についても紹介しているが、既になってしまった人を対象にした本ではなく、これから目指す人に最適の本であろう。
神川氏は自らコンサルタントとして活躍した上で、ヘッドハンターとして他人へのアドバイスを行っているだけあって、インサイダービュー(コンサル会社の中から見た視点)とアウトサイダービュー(第三者の視点)がうまくミックスして、コンサルティング会社になじみのない人でも、業界がどんなところが理解が深まる。
内容についてもっと興味がある人のために、目次をPDFファイルでアップしておく。
「コンサルティングの基本」目次
「Consulting.pdf」をダウンロード
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。