昨日、新しい地下鉄副都心線が開通した。大学そばに駅があるので、早速使ってみた。
自宅から田園都市線で渋谷駅に着くと、ホームに下りのエスカレーターが新設されていた。その先に改札があるのかなと思っていると、そのまま副都心線の駅に直結していた。これは便利。
開通当日と言うことで、土曜日にもかかわらず大変な人だかりだった。
ふと壁面を見ると渋谷駅にもかかわらず、新宿の伊勢丹百貨店の広告があった。新宿3丁目駅が伊勢丹に直結しており、新宿三丁目までは渋谷から急行でわずか一駅5分の距離のために渋谷に来ている買い物客を新宿まで引き寄せようという作戦のようだ。
さて、大学そばの西早稲田駅までは渋谷から各駅停車で10分程度、ここまではやったという感じだった。
ところが、駅を降りてからがいけない。西早稲田駅は早稲田大学の理工学部前にあることもあり、早稲田キャンパスまでは遠い、遠い。改札口から大学の研究室まで徒歩で18分もかかってしまった。これでは従来通り東西線の早稲田駅を使った方が断然楽だ。トータルの通勤時間もほとんど短縮になりそうもない。
記念に開通当日の切符を買って、パチリ。
せっかく開通した副都心線であるが、日常の通勤に使うのは無理だと言うことがよく分かった。と言うことで、個人的には「使えない副都心線」ということになる。
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理工学部の方はものすごく便利になりましたね。何しろ専用の出口があるんですから!うらやましい限り。
西早稲田で配っている時刻表にも、しっかり伊勢丹の広告が載ってます。「伊勢丹線」の異名、じゃなくて面目躍如ですか。
みみずさんへ
そうですが、理工学部には専用の出口まであるのですか。それは便利ですね。
一方で、地下鉄一つで百貨店の訪店客数がそんなに変わるのかなという気もします。マスコミがおもしろがっているだけのような気もします。今でも伊勢丹が気に入っている人は、遠くからでも通っていると思いますし・・・。