ブログ

ソニーの宿命

少し前の日経新聞コラム「大機小機」におもしろい記事が載っていた。

冒頭に『日本企業の中でソニーほど「らしさ」を求められ、宿命づけられている企業は水らしい』と書かれている。全く同感である。ソニーが当たり前の製品を出して利益を上げたとしても、誰も拍手喝采しないだろう。かつてのウォークマンやCDのような商品を出して初めて、みんながさすがソニーだという。今で言えばiPodのような商品がなぜソニーからでなかったのかというのが良く話題になるのと同じである。

ところが、そのソニーが画期的な商品ばかり狙って、研究開発に力を入れ、マーケティングを頑張ったとしても利益が出なかったり、成長しなかったりすると、これはこれで株式市場から叩かれる。
要するに革新的な製品を出し続け、しかも世間以上の利益を上げろと両方が期待されているわけである。

ソニーの経営者から見れば、一体どっちをやればいいのだと言うことになってしまう。
個人的にソニーには、多少利益が出ないことはあっても常に革新的な製品・サービスあるいは生活提案をしてもらいたいと思っている。

関連記事

  1. 李明博大統領と清溪川
  2. 優れたブランドにはストーリーがある
  3. TMDとBoseのQuiet Comfort3
  4. 引き続き休暇中
  5. フォルダのタイトル
  6. 人間ドック:逆転の発想
  7. キッザニア
  8. サプライヤーロジック

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RSS 内田和成のビジネスマインド

  • SPA IN LIFE 2017年2月13日
    BCG時代の後輩の梶川さんが、素敵な本を出しました。 「SPA IN LIFE」...
  • BCGのコンセプト紹介の本を書きました 2016年11月3日
    今年2016年は、BCGが東京に世界で2番目のオフィスを1966年に開設してから...
  • 事業アイデアの発想法 2016年10月28日
    今日はビジネススクールの内田ゼミにBCG時代の同僚で現在事業開発のコンサルタント...
  • 学部7期生 2016年7月8日
    今日の合同ゼミには学部7期の卒業生の中澤君と薬丸さんも顔を出してくれました。 明...
  • ゼミ合宿 2016年7月8日
    今日は内田ゼミのMBA生と学部生の合同ゼミ初日です。 例年土日の一泊二日でやるの...
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。