今日は新しい年の始まりでとても良い天気であったが、スタートはいつもの年と同じく、兄弟で実家の母の所に集まることから始まった。
恒例のイベントであるが、これも母が元気だからできることで、ありがたいことだと感謝している。
さて、元旦といえばサッカーの天皇杯決勝が行われ、ガンバ大阪が柏レイソルを破って優勝した。この試合、ガンバがなかなか試合巧者ぶりを発揮して、見応えがあった。
サッカー好きの方はみんな知っていると思うが、ガンバは先日のクラブ選手権(通称トヨタカップ)でアジア代表として出場し、準決勝でヨーロッパ代表のマンチェスターユナイテッド相手に、破れはしたものの5対3と大健闘した。その影響で12月はJリーグの試合に加えて、クラブ選手権、天皇杯と信じられない数の試合をこなしている。天皇杯も直近で準々決勝、準決勝と戦ったばかりで、明らかに柏より疲れているはずだった。
実際2008年度はJリーグの試合と平行して、アジアの王者をめざすアジアチャンピオンズリーグを戦い、試合数が一年で60試合を超えるというハードスケジュールをこなしてきている。そのため、今日の試合もスタミナ切れを心配されていたが、スタミナが先に切れたのは柏レイソルの方だった。
地力で劣ると見られて柏が試合早々から積極的に攻めるのを何とかしのぎきったガンバは、ゆったりとしてペースで試合を作っていき、自分たちの体力を温存したのだった。
そして、試合が延長戦にはいると交代選手枠を有効に使い切り、1点を挙げて、そのまま逃げ切った。まさにヨーロッパの強豪チームやイタリア代表が得意とするパターンである。こうした体力的に苦しい試合でも、そう見せずにしのぎきるところが王者の風格と呼べるのではないかと感じた。
私の私生活(仕事を含む)もそうありたいものだ。
残念ながら、私の応援する清水エスパルスは12月24日の準々決勝でFC東京に敗れて姿を消してしまっている。この試合で今シーズンのすべてのゲームを終了してしまっているが、昨シーズンはJリーグが前半で遅れたものの最終順位は5位、ナビスコカップは決勝戦までいったものの大分トリニータに敗れて準優勝。天皇杯はベストエイト止まりと、そこそこいいところまでいくのだが、結局はタイトルに縁のない1年だった。
今年こそは頑張って、最低一つのタイトルは取って欲しいものだ。
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