Jリーグの清水エスパルスが19日の試合に勝って、勝ち点を36に伸ばし5位に浮上した。
今シーズンでは最もいい位置だ。このまま好成績を維持して、アジアのクラブNo.1を決めるアジアチャンピオンズリーグ選手権に出場してほしいものだ。Jリーグの年間成績3位以内が出場できる。一昨年(2007)はレッズ浦和がアジアチャンピンになり、クラブ世界一を決める世界クラブ選手権に出てACミラン(イタリアの強豪)と戦った。昨年はガンバ大阪がこの世界クラブ選手権に出場し、イギリスの名門マンチェスターユナイテッドと戦った。クリスティアーノ・ロナウドが在籍していたクラブだ。
清水エスパルスが万が一アジアナンバーワンになり、スペインのバルセロナあたりと戦うことになったら、絶対見に行くぞ。でも今年から開催地が日本じゃなくてアラブ首長国連邦になったらしい。遠いな。ドバイには既に行ったしな。どうしよう。
私は清水エスパルスのファンをJリーグ発足以来続けているから、かれこれ16年になる。その間一度もJリーグの一部から落ちたことがない。一方で、優勝も半期の優勝が一度あるだけで、年間総合優勝はゼロだ。なんとなく中途半端なチームであることは否めない。だからファンで居続けるのかもしれない。プロ野球の阪神ファンと似ているかもしれない。
かつては日本代表に、堀池・大榎・長谷川健太、澤登、森岡などたくさん送りこんでいたが、今はフォワードの岡崎くらいだ。チームも目立たなければ、選手も目立たない。そんな地味なチームだが成績は悪くない。陥落争いに顔を出したことはほとんどない。一方で優勝争いでスポーツ新聞の一面を飾ることもない。スポーツニュースでも取り上げられることは少なく、ゴールシーンと試合結果くらいだ。浦和や鹿島、新潟のように強力なサポーターを抱えてスタジアムを満杯にする力があるわけでもない。
でもシーズンが終わってみると3-5位くらいにつけている。玄人受けのするチームの代表例だろう。
話が突然飛ぶが、企業でもこうした目だなぬ優良企業はたくさんある、ヒロセ電機、ユニチャーム、日東電工などだ。カリスマ型のリーダーがいてマスコミにたびたび登場するわけでもなければ、大塚製薬のオロナミンCやトヨタのプリウスのような圧倒的な製品を持っているわけでもない。でも好業績だ。玄人受けする企業といえる。日本でもこうした企業が増えたり、こうした企業に優秀な人材が就職することを期待している。
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