スイスの出張から戻ってきました。
今回はスイスのローザンヌと言うところになるIMDというビジネススクールを訪問してきました。
それにしても立派なビジネススクールでした。
これはビジネススクールの本部前で、一緒に行った池上先生とのツーショットです。奥の建物は100年以上の歴史ある建物だそうですが、それにつながっている手前の建物は何ともモダンです。
実際に行われているMBAの授業を見学してきました。
実は早稲田のビジネススクールの学生も何人か、このディスカッションに参加していました。よく見ると写っています。
教室の建物も数え切れないくらいありましたが、その中で一番新しいのがこれ。
とにかくすごい!
まずは入り口で、キャンパスを案内してくれた広報?の女性とパチリ
これがグループディスカッション用の部屋。これ以外にも並の企業の会議室ではかなわないような設備が目白押し。
きっといいアイデアが出るだろうな(でも教室の立派さと議論の質は関係ないか・・・)。
今回、行ってみて分かったことは設備の立派さもさることながら、その根底に流れるビジネスでやっているという信念。スタッフも高級ホテルやレストランからの経験者をやってくるそうです。要するにビジネススクールはサービス業であるということを徹底しています。
特に売上の9割がエグゼクティブプログラムからあげていると自負するだけ会って、そのサービス精神は学ぶものが多かったです。(実際通常のMBAは100人弱のクラスのみのようです)。
今回ホスト役をやってくれたTurpin先生にチーズフォンデュレストランに連れて行ってもらいました。
IMDのあるローザンヌとは、スイスでは比較的大きい街ですが、それでも日本の基準からすると田舎町です。IMD以外にIOCの本部があることでも有名ですが、当然ながら冬季オリンピック中で、そちらの施設は閑散としていました。
これは中央駅の写真です。
IMDだけでなく、Zurich University of Applied Sciences の学長とも意見交換してきました。私の友人です。(Werner Inderbitzin)
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内田先生、お疲れ様でした!
『論点思考』と『仮説思考』、両著とも読了しました。特に、『論点思考』の中の上位概念に上るという部分が興味深かったです。上位概念に上った後、必ず下位概念にまで降りて具体的な施策を考えないと、上位概念に上った意味が無いように思えました。下位概念にまで再び降りてくることが重要に思えます。
ところで、YouTubeをよく利用しているのですが、外国のチャンネルの中にOxfordSBSというオックスフォード大学のMBAビジネススクールのチャンネルがあります。とても目立たないチャンネルですが、非常に良質な動画を揃えています。
もし良ければ、ぜひご覧下さい。
TAKEOさんへ
一気に2冊も読んでくれて、どうもありがとう。
本屋さんでも、両方が平積みされていると3人に一人は仮説思考も一緒に買ってくれるそうで、これはすごいと出版社の人が驚いていました。
上位論点に上がって、大論点を考えたら、もう一度自分解くべき論点(中論点または小論点)に戻ってきて問題解決を図るというのはその通りです。