今週の日経ビジネスに同梱されて一部の読者に届けられた日経ビジネス特別編集版というのがある。
そちらで私の異業種競争戦略を取り上げてもらっている。総ページが8ページにも及ぶ取り上げ方である。
非売品なようで、どこで手に入れられるのかは分からないが、こうした私のコンセプトを大々的に取り扱ってくれるのはとてもありがたい。
「論点思考」が思考法やものの考え方なのに対して、こちらの「異業種競争戦略」は自分の専門分野である戦略に関するものなので、私としてはより力が入っている本であり、コンセプトである。
この特集では事例を最小限に抑えることで、私が本で言いたかったことを非常にコンパクトにまとめてくれている。
この特集と昨年末の日経経済教室があれば、あなたも異業種競争戦略を語る語り部になれるでしょう。
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内田先生ごぶさたしております。
自販機の植木です(遠藤ゼミOB)
本日開催の「夕学五十講」に参加し、久しぶりの内田節を拝聴し、懐かしく嬉しく思った次第です。
書店における平場の陳列状況を見ると、「異業種競争戦略」の扱いが、「仮説思考」や「論点思考」に比べるとどうも弱いように感じます。
このことは戦略思考ブームのほかに、多くの日本企業のトップやミドル層が、取り巻く環境の変化を感じながらも、まだまだ危機感や切迫感を真に感じていない証なのではないかという気がしてなりません。
植木さんへ
昨日はどうもありがとう。前方真ん中の列で熱心に話を聞く植木さんはすぐ分かりましたよ。
確かに、今はハウツー本ばやりの時代なので、自分で戦略を考えたりするのはやらないのかも知れません。でも、私は戦略を考えるのが大好きなので、その路線で行きます。
危機感があるかよりは、簡単な方に流れているのかも知れませんね。