本日の日本経済新聞朝刊・経済教室に経済停滞下の企業戦略と題して、今年1年間の振り返りと今後への展望を書いてみました。
今年は、東日本大震災、ネットによるアフリカ・中東での民主化革命、タイの洪水等々、実に様々な出来事がありました。こうした出来事が日本の企業にどのような影響を与えたのかについてマクロの視点で捉えてみました。
さらに少子化やデフレが進む中で、日本の消費者の購買行動も明らかに変化しています。大震災をきっかけにエコ志向・安全志向、あるいは所有から利用への動きも加速され、企業はこれまでのパラダイムでは対応できません。
こうした中で、グローバルに目を転じれば、まだまだたくさんの成長市場があります。国内市場とグローバル市場を同時に捉えるのは難しいのではないかと主張しています。
是非、日経本誌をご覧いただいた上、コメントいただければと思います。
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【はじめから、グローバルで】
消費の中心が、先進国から新興国に移ってしまったので、経営戦略を考えるときは、はじめからグローバルで展開することを考えるべきだと思います。
また、韓国のように政府と一体になってグローバル戦略をしかけていくべきではないでしょうか?
特に、これまでの自動車産業に頼るのではなく、中長期の競争優位を築くため、「環境」「医療」などを日本のコア産業に育てるための投資が非常に重要だと思います。
国内市場に関しては、グローバル化で、国内の所得減少が続き、中流階層が少なくなり、所得格差が広がっていくので、階層に合わせたマーケティング戦略を重視すべきだと思います。
keyさんへ
その通りですね。これまで日本は国内マーケットがそれなりに大きかったので、内需をベースに余力があれば海外展開していたと思います。
これからは、初期の段階からグローバルを考える企業がたくさん出てきて欲しいものです。