20の引き出しのフォルダの内、リクエストが3つありました。「峠の豚」「キャプテンの唇」「柔らかなリーダーシップ」です。
今日は、「峠の豚」を紹介しましょう。これはジョエル・バーカーの「パラダイムの魔力」という本の最後に出てくる逸話です。ある男の人が自慢の愛車ポルシェでいつもの峠道を気持ちよく上りながらドライブしていると、見通しのきかないカーブで反対側から女の人の運転する車が蛇行しながら降りてきて、今にも自分の車にぶつかりそうになった。すれ違いざまに女の人は「ブタ」と大声で叫んだので、こちらも頭に来て「ブス」とののしり返した。少しはすっーとしてカーブを曲がったらそこにいたブタにぶつかったいう話です。男の人はへたくそな女の人にののしられたとばかり思い、向こうが悪いのに何でそんなことを言われないといけないのかと思い、ブタとののしられたのでルールに従いブスとやり返したわけです。しかし、実際には女の人は自分が危ない目に遭いながらも、相手に教えてあげようと思い、親切で「ブタ」といってくれたわけです。これは自分の思いこみや常識で対応すると、思わぬ落とし穴がありますよ。あるいは自分があるパラダイム(ルールのようなもの)に囚われていると、なかなか新しいパラダイムが理解できませんよといった教訓を話すときに使います。
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リクエスト&質問(昨日)にお応え頂きありがとうございました。大変興味深く読ませて頂きました。
ここ数日、、内田先生の情報活用術のことが頭に引っ掛かって離れないのですが、やはり情報はアウトプットしてナンボなんですよね。当たり前の事なのでしょうが、改めて再認識している次第です。
「キャプテンの唇」も楽しみにしています。宜しくお願いします。
先日おっしゃっていたブログ検索で見つけてしまいました。大変興味深く拝見していたらこんな時間に。。
お忙しい中恐縮ですが、「恐竜の絶滅は隕石衝突」も私としては大変興味があります。宇宙の話が大好きなもので。もし追加で私のリクエストに答えていただけましたらお願いします。
名無しさんへ
そうです。情報は発信してみて始めて価値が分かります。私がどんな使い方をしているか、後ほどアップしておきます。
あさかわさんへ
コメントありがとう。恐竜と隕石の話、機会を見つけてアップしておきますね。
忘れていたら、催促してください。