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ルイス・ハミルトン

だいぶ前のブログでスター誕生と題して、自動車レースのF1に新星現ると期したが、頭角を現すどころが早くも年間チャンピオンシップの得点争いでトップに立った。

昨日のカナダグランプリで予選トップすなわちスタートの一番手になって、レースが始まってから一度も抜かれることなく、危なげない走りで初優勝した。Pole to finishの勝利である。恐るべしルイス・ハミルトン。

結果として6試合終わった時点で年間総合ポイントが48点、2位のアロンソが40点である。この48点というのがどれくらいすごいかというと、1試合ごとに与えられる点が1位10点、2位8点、3位6点(以下1点ずつ減っていく)しかないので、48÷6試合=8点ということで1試合の平均順位が2位ということになる。過去にも華々しいデビューをした選手はたくさんいたが、安定度、しかも上位安定度という点では群を抜いている。これが22歳の新人というのだから、とんでもない新人である。

実は昨日のレースは事故が続出し、あわや死亡事故かという位の激しいクラッシュなどで、ペースカーが4回も入る波乱のレースだったのだが、彼は終始落ち着いていた。逆に昨年までの総合チャンピオンで今期も年間チャンピオン最有力候補といわれたアロンソが、すっかりペースを乱して、最後は佐藤琢磨までに抜かれて7位に終わるという体たらくだった。
今年のF1はおもしろいな。それにしてもレースの放送が始まったのが午前2時で終わったのが明け方の4時ということで、今日の昼間は眠かったな。

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コメント

    • 義堂
    • 2007年 6月 12日

    いつも楽しくブログを拝見しています。そして、本当に驚いていることは、先生はどのようにタイムマネジメントをされているのでしょうか。大学院で授業を行い、財界の方々との面談や食事会、勉強会に出席されて、シンセサイザーのコンサートや旭山動物園、そしてF1観戦を夜中まで。合間に家族サービスも・・・(多分)。時間は万人に等しく与えられていますが、時間の使い方の達人でいらっしゃる秘訣を是非教えてください。

    • 内田和成
    • 2007年 6月 14日

    義堂さんへ
    いつもコメントありがとうございます。
    タイムマネジメントはうまい方とは思いませんが、多少は努力していますなんて書くと格好いいのかもしれませんが、実は違います。そんなに特別な工夫があるわけではありません。
    ただし、無茶苦茶好奇心旺盛なので、そうした好奇心を満たす時間を確保するように努力しています。
    というより、本音を言えば好きなことだけさせてもらって、お金をもらっているようなもので、人生すべてが趣味です。仕事と思ってやることはほとんどありません。
    義堂さんも遊びのための時間なら、なんとしてでも捻出するでしょ。
    私も同じで、人から見れば内田の仕事と思えることはほとんど趣味みたいなものです。趣味の時間は何とか作り出せてしまいます。
    他の人に対しては、あまり説得力ないな、と書いている自分が思います。

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