ブログ

味のプロフェッショナル

銀座にかわむらというステーキ屋さんがあります。
知り合いの大企業の会長さんから紹介していただいた店ですが、日本で一番おいしいステーキやさんです(もちろん私見=独断と偏見です)。
そこのシェフの河村さんと話をしていると、プロ魂を感じます。

例えば、彼は肉の銘柄にはこだわらないというのです
銘柄(産地)ではなく、そのとき一番状態の良い肉を使うのがベストのステーキであると言う信念の基、あまり聞いたことのない産地の肉まで使って最高のステーキを提供してくれます。

「いい肉であればいいステーキになる。」
簡単な言葉ですが、すごい自信です。
肉を見極める自信とそれを最良の方法で調理する自信の両方がないと言えない言葉だと思います。

肉をステーキにするタイミングとか、付け合わせの野菜の下ごしらえとか、えっ、何でそんなに手間かけるのと言うくらいかけますが、味付けは素材の味を生かすためか本当にシンプルです。ステーキはほとんど何もかかっていません。
でも絶品です。

四谷に三谷という寿司屋があります。三谷さんという若いオーナーがやっています。こちらも大変おいしい寿司を提供してくれます。
しかし、三谷さんは産地に徹底的にこだわります。
しかも調理方法や握り方をあれこれ工夫して、いつも違ったものが出てきて、楽しませてもらっています。四六時中、調理方法を考えて、いろいろ試行錯誤しているそうです。
こちらは素材もさることながら、それをどう料理するかということに心血を注いでいるように見えます。

どちらの店もむちゃくちゃおいしいです。
まとめて語っては怒られそうですが、二人ともプロだなと思います。。
店はかわむらは8名も入れば満席です。三谷も10名は入らないでしょう。それが目が届く限界だと言ってます。

二人ともアプローチは違いますが、顧客を満足させるためにどうしたらよいかと考えている点、それを実際にいろいろ試してみる点、そして徹底的にクォリティにこだわっている点、さらに一カ所にとどまらずに常に今日は昨日より上を目指し、明日はまたさらに上を目指して精進している点が共通です。止まったら負けだと思っているのです。

コンサルタントもこうありたいものです

関連記事

  1. 技・頭・心
  2. 情報とはマイナスのエントロピーである
  3. 人間は自分で経験しないと学べないのか
  4. 新刊のお知らせ
  5. キラーパス型人材
  6. 未来へのパス
  7. レーザーディスクの耐久試験
  8. デザインの引き出し

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RSS 内田和成のビジネスマインド

  • SPA IN LIFE 2017年2月13日
    BCG時代の後輩の梶川さんが、素敵な本を出しました。 「SPA IN LIFE」...
  • BCGのコンセプト紹介の本を書きました 2016年11月3日
    今年2016年は、BCGが東京に世界で2番目のオフィスを1966年に開設してから...
  • 事業アイデアの発想法 2016年10月28日
    今日はビジネススクールの内田ゼミにBCG時代の同僚で現在事業開発のコンサルタント...
  • 学部7期生 2016年7月8日
    今日の合同ゼミには学部7期の卒業生の中澤君と薬丸さんも顔を出してくれました。 明...
  • ゼミ合宿 2016年7月8日
    今日は内田ゼミのMBA生と学部生の合同ゼミ初日です。 例年土日の一泊二日でやるの...
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。