少し前から、試験中のツールがDropboxである。
これは、簡単に言えばどこでも自分のファイルが同期状態にあるソフトである。
皆さんも家のPCや職場のPCにそれぞれやりかけのファイル、たとえばワードファイルやパワーポイントがおいてあって、どれが最新版か分からなくなったり、肝心の最新のファイルが別の場所のPCにあったりという経験有りませんか?
それを解消してくれるのがこのDropboxです。
最初にセットするのがちょっと面倒くさいというか、すべてのファイルを同期させるのに時間がかかるのですが、いったん導入してしまうと、あら不思議、自分がいじったファイルはそのPC上だけでなく、別のPC上のファイルまで書き換えてくれます。
もちろんインターネットにつながっていることが条件です。
このファイルはデフォルトでマイ ドキュメント フォルダに作られるので、普通のファイルとまったく同様に操作することが出来ます。
以前紹介したGoogleドキュメントがすべてのデータをあちら側(Web上)に置くのに対して、このソフトは原則として各PCなりiPhoneにデータはある。そのため、ネットにつながっていない状態でもファイルを操作することが出来るのが特徴です。
したがって、移動先などでインターネットが使えないときでも、普通にファイルを扱う操作ができます。そして、ネットがつながる環境に戻ったときに、自動的に同期してくれるのです。
興味がある方は
http://www.dropbox.com/
にアクセスしてみてください。
動画で使い方や機能を説明してくれます。あいにく英語ですが、字幕があります(記憶が定かでない)。
ちなみに私のiPhoneでみるとこんな感じになります。
実はPCのファイルがそのままiPhone上のファイルフォルダーとしてリアルに存在しているのです(ネット上ではなくiPhone上にあるという意味)。
後はPC上のファイルフォルダーと同じようにクリックしていくと、必要なファイルにたどりつけます。
ちょっと画面が小さいのが難点ですが、パワーポイントのファイルもしっかり見ることが出来ます。優れものです。
出先にPCを持って行かないときは、これで何とかしのげます。
もちろんiPadになったら日帰りの出張ならPCは不要かも・・・。
欠点としては無料版には容量制限があってわずか2GBなのです。私には少し少なすぎます。
有料版は月10ドルくらいするので、しばらくこれを使って、行けると判断したら有料版に申し込むつもりです。
この記事へのトラックバックはありません。
内田先生、こんばんは!
自分はGoogleドキュメントを使っているのですが、このソフトもとても便利そうですね。
ところでiPoneもすごくたくさんのアプリケーションがあるのですが、自動車のドアを開けたり、エンジンを掛けたりするアプリケーションまであります。
自分も携帯電話をDoCoMoからiPhoneに買い換えるのを検討中です。
ところで、内田先生もツイッターを使われておられるのですが、文芸春秋社から『ツイッターノミクス』というとても興味深い本が出ました。
Web2.0の流れで、これからの経済活動が劇的に変化するということを描いている本です。
ツイッターを始めとして新しいWebツールがこれからの経済活動を変化させて行きそうですね。
仮説思考を遅まきながら拝見させていただき、コメントさせていただきました。現在、logical thinkingなどの勉強会をひらこうとしている社会人(医師)なのですが、どのように企画していくか検討しています。どのような議題を選ぶべきか、そして何人くらいでやるべきかについてアドバイスいただけないでしょうか・・・
本当は大学院で勉強したいところなのですが・・・
TAKEOさんへ
ツィッターノミックス、是非読んでみたいと思います。ブームなのか、地殻変動なのか、まだつかみかねているところがあります。
セカンドライフって有りましたよね・・・。
Manabu Takebeさんへ
ロジカルシンキングの勉強会をお医者さんがやるというのは良いですね。題材は何でも言いと思いますが、難しい経済や企業経営の話よりは、病院経営や身近な生活の話などを取り上げた方が盛り上がると思います。
ただし、進行役にそれなりのスキルがないと迷走したときに収集が難しくなるので、そのあたりを留意してみたらどうでしょう(と言われても困りますよね・・・)。
お忙しいにも関わらず、返信いただいて本当に感謝しています。ありがとうございます。ロジカルシンキングの勉強会の進行役として必要な要件はなんでしょう?また、実際business schoolではどのようにして教材をつくっているのですか?