一学期最後の社会人(MBA)ゼミに、「戦略思考のフレームワーク」の著者西村行功さんが来て、シナリオシンキングのレクチャーをやってくれた。
西村さんを知らない人のために簡単に紹介しておきます。
西村さんは一橋大学卒業後、オムロンに勤務し、ミシガン大学でMBAを取得している。その後独立し、現在のグリーンフィールドコンサルティングを設立して現在に至る。
私とは10年以上前からの知り合いであるが、これまで数多くの思考法や経営分析に関する本を出しており、今回満を持して出版したのが本書である。
もちろん私も読ましてもらったが、彼が得意とするシナリオプランニングについての考え方や進め方がわかりやすく書いてあり、多くのビジネスマンに役立つと思います。
簡単に言うと不確実性の高い将来について、座して死を待つわけでもなく、あるいは博打を打って勝負に出るのでもなく、あり得るシナリオをきちんと作成して、事業の意思決定をするのが大切であるという考えです。
さて、その西村さんが私のゼミ生のために特別講義をやってくれた.当日はどこから聞きつけたのか、ゼミ卒業生も10名近く駆けつけ、総勢30名近い大盛況だった。
学生たちの評価も極めて高く、「今日の話は即仕事で使えそうな気がする」とか、「一度会社に来てやってもらいたい」など、実務的で効果がありそうだという声が多かった。
講演後の昼食会でも、盛んに質問が飛んでいた。
西村さん、どうもありがとうございました。
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