先日の腸の病気の検査のため、今朝大学病院で大腸の内視鏡検査を受けた。幸いのことに、もう全く問題ないと言うことなので、仕事に完全復帰が出来ることになった。万歳!
でも、今回身にしみて学んだことが一つ、いつまでも若いつもりでスケジュールを入れまくると、必ず身体に無理が来る。いたわりながら、身体を使えというのが教訓だ。
それにしても、腸の内視鏡の検査は辛かった。出来ればもうやりたくないが、医者の友達や先輩たちは内田さんの歳なら定期的に受けておいた方がよいと忠告してくれる。
To be or not to be. ハムレットの心境だ(大げさと言われるのは承知です。でも、身体が弱いくせに病院が大嫌いなのです。)
さて、今日の本題は病院内で見かけたコンビニエンス・ストアです。
この間紹介した、駅ビルや駅ナカが便利になったと同じように、病院の売店も変わりつつあると言うことです。どう考えても、病院直営の売店より大手チェーンのCVSの方が、品揃えやサービスが充実してそうです。
また、病院の経営から考えても、自前で経営するよりはCVSに経営してもらった方がローコストにつきそうです。ロイヤリティ収入すなわち利益も多そうです。
この組み合わせは、顧客(患者)と病院の両方が得するWIN-WINだと思います。
これが、ホテルにあるCVSの場合は微妙です。というのも本来ホテルは冷蔵庫においてある法外に高い飲み物を飲んでもらった方が儲かるはずです。また、売店にもお土産品を中心に利益率の高い商品を置いた方が儲かるし、売店で軽食を買って食事を済まされるより、ホテル内のレストランを利用してもらった方が遙かに儲かる構造です。
ところが、宿泊客もバカではないので、ホテルの外のCVSやスーパーに出かけて、そこで買った商品を持ち込むようになった。こうした状況を指をくわえて見ているしかなかったホテルも、背に腹は代えられない、すなわち外でCVSを使われるくらいなら、ホテルの中にCVSを作ってしまえということになったのだと推察される。こちらはゼロサムゲームである。
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内田先生、全く問題なしとの事で何よりです。
私は今36歳ですが、胃の内視鏡検査は30歳から毎年受診しています。ストレスが多いので毎年、今年こそは何か見つかるかと思っていつも受診をしていますが、いつも何もありません。先生からは「残念でしたね。」と冗談で言われます。今年は明後日に受診です。
大腸も内視鏡検査を2度ほど受けた事がありますが、こちらは1回目でポリープが見つかりました。検査の結果は良性の物で、数年後は無かったので安心しています。
私は身体が極度に弱いせいか、病院にかからないと逆に心配になってしまいます。これも困りモノですね。何事もバランス感覚が大事ですね。
ちなみにとある御医者様から聞いたことがあるのですが、病院のCVSは通常店舗とは品揃えも違うし、同じ品でも配置を変えているとか。ここまでくると、ビジネス戦略というより「おもてなしの心」の度合いが強いのかもしれませんね。
以上、長文で失礼いたしました。
初めまして。いつも拝見しています。
先生が推薦された西堀先生の創造力も読みましたよ。やさしい言葉でなるほどなーってことがたくさん書いてある良い本でした。ありがとうございました。
今日初めてコメントしたのは先生の大腸検査があまりにも辛そうだったので本郷メディカルクリニックを紹介しようと思ってコメントしました。
私はまだ若いので行ったことはないのですが、ネットの口コミも良いですし、病院のHPを見ても先生が職人みたいで良い感じなので、もし自分が受けるならここにしよう、と決めてるんです。
自分が行ったことないのに紹介するのも無責任だとは思うのですが良かったら参考にして下さい。
これからも健康でブログ続けてくださいね。
完全復帰おめでとうございます。
病院内にCVSがあるのですね~
もしかして、24時間営業?
病院は消灯時間があるので、21時までですか?
やはり、病院内のCVSなので商品の品揃えも病院仕様ですか?
CVSの商魂恐るべし・・・
そのうち、介護施設内にもできるかもしれませんね~
って言うか、すでにあるのかもしれませんね。
zuKaoさん、takaさん、keyさん
ご心配かけましたが、元気で仕事に復帰しました。
takaさん 名医の紹介ありがとうございます。
大腸検査について、少し大げさに書きすぎたと反省しています。
某大学病院の大腸が専門の名医の方に直接見ていただいたので、親切でかつあっという間に終わりました。痛みもありませんでした。
では何が辛かったかというと、その準備です。これはあまり書くわけにはいかないのですが、お腹をきれいにするための準備です。2日がかりで大変でした。
さて、病院のCVSの品揃えですが、普通のCVSと一番違ったのは週刊誌に加えて単行本のコーナーが充実していたことです。入院患者向けだと思います。
後入院や通院に必要な準医薬品(たとえばガーゼのようなもの)は、同じお店の中に別コーナーで薬局のようになっていました。
ご快復おめでとうございます。
私も大きな病院で待ったりすることがございますが、確かに最近、CVSが入っている所がございました。
それどころではない、と思いましても、やはり、快適なのはちょっとうれしいです。
いつの日か長い待ち時間は外のレストランあたりで読書して過ごして、直前に呼び出してもらえるようになるのではないかと勝手に期待しております。
それから、25%ルールに関連して思ったのですが、CVSは変化するのが非常にはやいですね。看板もあっさり変えてしまいますし、パンの品揃えもわりとすぐに変わっているように思います。気に入ったものがなくなるので寂しい場合もありますが、この変化の早さが競争力になっているのだと改めて思いました。
私は捨てるのがうまくないので、今後意識して捨ててみようと思います。小さな可能性でも、欲があってなかなか捨てられないのですが。
いずれにしましても、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。