昨日のことになるが日経新聞にしゃれた出版広告特集が載っていた。
以前私のブログでも取り上げたことがある、丸の内の丸善書店にある松丸本舗提供のSEIGOW読書術という企画だ。見開き2ページで大変目立つ特集だった。
ここで言うSEIGOWとは、松丸本舗のプロデューサーである松岡正剛氏のことである。彼が取り上げた「今読むべき本」というのが右側の真ん中にドーンと載っていて、左側は松岡氏の読書術と言うより読書哲学が書いてある。
そして下段の広告欄には7つの出版社が松岡正剛さんに関係のある書籍などを広告として紹介している。
これを見ると松岡さんが彼のブログで取り上げたおすすめの千夜千冊に関する全集は1セットほぼ10万円もするのが既に2000セットも売れているそうである。日本の読者もまだまだ捨てたものではないなと思った瞬間である。
最近見た日経新聞の中ではとても知的でしゃれている企画だと思った。これでこうしたちょっと固めの本が売れるようになれば、私も大変うれしい。
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