知人の橋本淳司さんが新しい本を書いた。
『瞬時に「話す」「書く」技術』というタイトルだ。タイトルだけでは何の本かわからないが、インタビューしたり、取材したり、企画の打ち合わせをしたりするときに誰かがメモをとる。しかし、そのメモの取り方一つで、その後の生産性が大きく変わってくるという話を橋本さんの経験から編み出した、2つのメモの作り方で説明してくれる本だ。
一つは情報メモというメモ。一言で言えば、メモはメモでとるのだが、それを後で整理したり、膨らませることができるようにあらかじめ余白を用意してメモをとるという手法だ。
もう一つはパノラマメモというメモで、マインドマップに似た形式の関連した情報を線付けしてまとめたり、新しいことを考えたりするためのノートだ。
手軽に読める本ではあるが、実用性はとても高い。
以前このブログでも紹介したが、私はロディアのブロックメモを愛用している。しかし、これは手軽にメモは取れるのだが、メモの内容を関連づけるのが難しい。橋本さんのやり方は、メモを単なる備忘録とするのではなく、知的創造なための道具とするやり方だ。
実際の書き方や使い方に興味を持った方は是非現物をお読みください。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。