連休中にダイヤモンドオンラインの記事がアップされました。
今回も前回に続いてリーダーシップについての記事ですが、トップにとって大事なことは意思決定することですが、どのような意思決定をするかよりも、何についての意思決定をするかを決めることが大事であるという主旨で書きました。
危機においてもリーダーたる者、課題が何かを発見し、自分が解くべき課題を定義する論点思考がカギであるという話です。
例題として東京ディズニーリゾートを取り上げました。
実際の例として東京ディズニーリゾートを取り上げてみよう。ディズニーリゾートには東京ディズニーランドと同じくディズニーシーという2つのテーマパークと、関連商業施設や自社経営のホテルが存在する。
場所が千葉県浦安市の埋め立て地にあったことから、今回の大震災で駐車場の液状化や建物の設備の破損などの直接的損害を受けた。しかし、それらの被害は1週間ほどで修理できたために、開園を待つばかりとなったが、そこで大きな問題に直面した。
それは電力不足の問題である。東京電力管内にあるために今回の計画停電の影響を直接的に受ける。また、東京ディズニーリゾートは通常1日平均57
万Kwと世帯換算で約5万世帯分の電力使用量である。これを設備が修復できたから、即開園となると世間で反発を受ける恐れが多い。
一方で私企業であるから、いつまでも開園を伸ばしていると収入がゼロでコストばかりかさんでしまい、財務的な損失は計り知れない。1日10億円の売り上げの機会損失である。
さて、あなたがディズニーリゾートの経営者すなわちオリエンタルランドの社長として、この問題をどう捉えたであろうか。
続きは是非本文を読んで下さい。
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