ブログ

感じるマネジメント

BCGの卒業生(OB)である高津尚志さんから彼がまとめた著書「感じるマネジメント」を頂いた。企業が経営理念を全社に浸透させるためにはどうしたらよいかを、デンソーにおける実話を交えながら解説しているユニークな本である。高津さんはBCGを卒業後リクルート社に転職し、そこでヒューマンリソースのマネジメントに関するコンサルティングをしている。その経験とノウハウを仲間と一緒にまとめた本だ。企業を変えることの難しさと楽しさが伝わってくる良い本に仕上がっている。
Kanjiru

詳細は実物を見て頂くとして、気に入ったところを紹介する。
松下電器のマネージャーが、新しい仕組みを社内に浸透させるためにリーダーがやるべきこととして「確かに、仕組みは有効です。でもね、千の仕組みよりも一つのパフォーマンスが大事なんですよ。つまり経営者が自ら実践することです。」と語っていたのが印象に残った。

あるいは神父の講話として、夫婦関係のあり方には、face to face と side by side     の2つがあります。恋愛しているとき、その二人はお互いを見つめ合うface to face の関係になるが、夫婦関係を幸せなものにするためには、お互いに遠くの目標に向かって手をつないでいくside by side の関係が重要だと説く。身につまされる話だ。

高津さんはBCG時代はなぜか王子と呼ばれていたことを思い出した。ハンカチ王子やはにかみ王子の先輩だ。そういえば、彼も早稲田出身だったな。
王子、どうもありがとう。

関連記事

  1. 昭和16年夏の敗戦
  2. 「壁を壊す」書評
  3. 話題のテルマエ・ロマエを読む
  4. BCG流競争戦略
  5. たった三行で会社は変わる(続き)
  6. 蒼穹の昴
  7. 海賊と呼ばれた男と永遠の0
  8. コーポレートブランド格闘記

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RSS 内田和成のビジネスマインド

  • SPA IN LIFE 2017年2月13日
    BCG時代の後輩の梶川さんが、素敵な本を出しました。 「SPA IN LIFE」...
  • BCGのコンセプト紹介の本を書きました 2016年11月3日
    今年2016年は、BCGが東京に世界で2番目のオフィスを1966年に開設してから...
  • 事業アイデアの発想法 2016年10月28日
    今日はビジネススクールの内田ゼミにBCG時代の同僚で現在事業開発のコンサルタント...
  • 学部7期生 2016年7月8日
    今日の合同ゼミには学部7期の卒業生の中澤君と薬丸さんも顔を出してくれました。 明...
  • ゼミ合宿 2016年7月8日
    今日は内田ゼミのMBA生と学部生の合同ゼミ初日です。 例年土日の一泊二日でやるの...
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。